空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

「バベル」のメモは、いい問題。

2007年04月30日 09時01分17秒 | 思考試行
 「バベル」の「メモ」には、なにが書いてあったか。これは、非常にいい問題である。これぐらいのことは、ちょっとした推理で、結論にいたるはずである。

 昨日、ブログをみていたら、「わからない」と正直に書いてくれてる人がいた。そして、映画を否定的に、評価されてるようだった。それは、そうだろう。それが、はっきりしなければ、映画がなにをいっているのか、わからなくなるのも不思議ではない。

 しかし、わからないから、否定的というのは、「チョット、チョット、チョット」である。自分のせい?と考え直してみてほしいし、周囲の人とも話し合って欲しいと思う。

 意思を通じ合えない、人間たちの悲劇は、この映画のテーマでもあるし、あるいは、あのメモの中味を、明らかに示さないのは、状況だけで、説明可能と考えたからにちがいないだろうが、「わからない」といってくれたブログ氏は、有難い存在である。

 あなたのために、あの映画はあるし、あなたのために、あのメモのシーンは意味がでてきたのである。よかったですね。

 通常というか、わからないところはすっ飛ばして、平然としている人は多いのだが、それは、それでいい場合もあると思う。だけど、それでは、少し寂しい。

 小生の場合は、そういう人に「発見」の喜びを是非体験してもらいたいと思う。「目からウロコ」状態を、この方は、確実に体験できる人なのだから、ある意味でバベルは、この方の人生を変えてしまうかもしれないのである。

 だいたい、映画作りをしたり、芸術的な仕事に携わる人々というのは、人が感動したり、発見したり、人生が変わったなどといわれると、恐らく泣いて喜ぶと思う。彼らには、それが最高の報酬なのだと思う。

 だから、「わからない」人こそ、かれらの最高のお客様になりうる人だと思う。

 小生の、メモに関する考えは、昨日書いてしまった。補充することは、いろいろあるけれども、注意深く映画を振り返って考えれば、必ず正解にいたると思う。小生が、正しいかどうかは、わからないけれども、妻に問いかけると、少し考えて小生と同じ見方であった。共感できたのである。しかし、わからないといってくれたほうが、もっと、話が深まったに違いないと思う。

 ブログ氏が、発見の喜びを、体験してみてくださることを期待している。

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