トランプ氏は、意識的に暴言をくりかえしたのか、それとも、本気であんなことを言っていたのは、ものを知らず、単なる偏見なのか、そこが問題である。
世間では、普通の人と思われていても、ちょっと深く話をすると、とんでもない偏見に囚われている人もいる。まあ、全体として、普通なのだが、反共であることを常識にしている人もいる。偏見といってもいい程度の思い込みである。
共産党がすべて正しいかどうかは別にして、頭から、認めようとしない姿勢や、態度は、偏見といって差し支えないだろう。無茶苦茶な論理を振り回す。
本来、弱肉強食を是とせず、弱者のことを意識しているかどうかである。とすれば、広い視野で、ものごとを見なければ、簡単には、意思決定ができないはずだが、偏見にしろ信念を持っているとするなら、事は簡単ではない。
今、世界は、トランプ氏の動向にかかっているかのような雰囲気がある。選挙期間中の発言が信念であるとするなら、これは、大混乱必至だし、できるはずがないと思っていた、大方の良識人はうろたえるのも無理はない。
だが、みんなそんなに賢くはないという事実が明らかとなったことで、トランプ氏がまさに、どのように振舞うのかが重大な意味を持つようになってきている。
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