映画「追憶の森」をみて、いろいろ示唆されることが多かった。しょうもないことにこだわる愚かなふるまいを反省する。
すなおに謝り、反省する。心からの謝罪ができるかどうか。それができれば、人生どれほど豊かになることか。
まさにドラマであるから、訴えたいテーマをもって、製作者はフィクションでもなんでも持ち込んでくる。それでいいのだ。
シンプルな主張だけど、大事なことを言っている。人生には、非常に大事なことである。小生の歳になると、謝ることなど滅多に生じない。考えれば、そのような場面がないのである。
あれば、直ちに、すなおに謝れるような気がするし、事実そのように実行しているつもりでいる。だが、真実はどうかはわからない。頑固でどうしょうもない人物と思われているのかもしれない。
映画のなかで、主人公が、反省して、号泣する場面がある。ここが、従来にない、アメリカ映画と思うところだが、すばらしい。この場面のために、すべては準備されていたと感じた。
いい映画であった。観客が少なく、もったいない気がした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます