どのようにその局面において、行動するのか、どう考えるのか、が問題である。その基本となる考え方には、正しく「役に立つ」ことだろう。
誰かの役に立つ。世の中のためになる。多くの人々がそう考えて行動しているのではないだろうか。事実、環境や、様々なことが、改善され質的に向上している。
大きな枠で、間違えなければ、人間社会は、必ずいい方向へと向かうはずである。そんな確信があるのだが、裕福なひとびとや、権力を持つ人の場合、とんでもない考え方をしていることがある。
戦慄すべき、弱者や、貧しい人々に対する蔑視観である。これに触れると、気分が悪くなる。本心でそう思っているらしいことがわかると、これには、まともに反駁する気力も失せる。
その場を離れて、日常生活に戻ったときに、ようやく、その事実に気づくのである。買収や供応、それらの連中の中での、つきあい、こういうものと無縁であることの幸せを思う。
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