国会の議論を聞いていて、まことに鳩山さんは、忍耐力があるなあと感心する。あの手この手で、グジグジやられると平常心をなくしそうだが、繰り返し、手を抜かずに応える。
「文藝春秋」の3月号で、佐藤優氏が対談のなかで、鳩山さんは若い頃は、偏微分の方程式を扱う学者であったことをはなしている。人間を見るときは、若い頃のことを調べると、ある程度解るというのである。
佐藤氏や、対談の相手の手島氏は、若い頃、すでに、今につながる勉強をしていたそうで、その意味では、鳩山さんの場合は、現在の総理大臣の仕事とはつながらないようであるが、実は、つながっていて数学的な判断をしているのでは、というのである。
そのような気がする。あれだけ、ネチコチやられても、平然としてみえる。とにかく「知らない」で突き進む。その一点張りである。
ほとんど、事態は誰の目にも明らかであり、ようするに自前のお金を政治に注ぎ込んでいたという話である。知っていたか、知らなかったかは、法律上は大違いかもしれないが、そんなことは、常識的には、本質的には、違いはない。
お金持ちが、いわば私財を投げ込んで、得にもならないことをしているのである。それは、理念とか、生きがいとか、正義とか、信念とか、そのようなもののために、政治の世界に棲んでいる人のことである。まさに、稀有の存在である。
これは、得がたい人、政治家である。人の世を変えていくプロセスのなかで、登場すべくして、登場している人ではないか。頑張ってほしい。戦ってほしい。
「文藝春秋」の3月号で、佐藤優氏が対談のなかで、鳩山さんは若い頃は、偏微分の方程式を扱う学者であったことをはなしている。人間を見るときは、若い頃のことを調べると、ある程度解るというのである。
佐藤氏や、対談の相手の手島氏は、若い頃、すでに、今につながる勉強をしていたそうで、その意味では、鳩山さんの場合は、現在の総理大臣の仕事とはつながらないようであるが、実は、つながっていて数学的な判断をしているのでは、というのである。
そのような気がする。あれだけ、ネチコチやられても、平然としてみえる。とにかく「知らない」で突き進む。その一点張りである。
ほとんど、事態は誰の目にも明らかであり、ようするに自前のお金を政治に注ぎ込んでいたという話である。知っていたか、知らなかったかは、法律上は大違いかもしれないが、そんなことは、常識的には、本質的には、違いはない。
お金持ちが、いわば私財を投げ込んで、得にもならないことをしているのである。それは、理念とか、生きがいとか、正義とか、信念とか、そのようなもののために、政治の世界に棲んでいる人のことである。まさに、稀有の存在である。
これは、得がたい人、政治家である。人の世を変えていくプロセスのなかで、登場すべくして、登場している人ではないか。頑張ってほしい。戦ってほしい。
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