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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

ギリギリのところ

2020年12月10日 08時23分04秒 | 思考試行

 自身の生涯を振り返って、結構危ういときもあったと思う。今、一応普通の人間の顔をしていられるのは、運がよかったというほかない。

 それでも、これからについては、保障のかぎりではない。どう自身が変貌して、世の中に迷惑をかけるやもしれぬ。いや、すでに生きていること自体が迷惑をかけていることかもしれない。

 健康上の理由で、いきなり、生業を放棄せざるを得なくなり、無職となったとたんに襲われている気分である。

 年齢的には、充分生きてきたといえる。仕事はそれなりにやってきたが、自慢できるほどのことでもない。それでも、仕事をもって、何事かしていたということは、精神的には楽なことだったのだと実感する。

 生を終えるその日までは、生きているのだから、なにもしないというわけにはいかない。時間が自由になったのだから、自身で決める生き方を探求しなければと思う。

 仕事は、それ自体がこうした迷いともいう状態から解放してくれる要素がある。その役割をはたしていれば、たとえ不満があろうと、時に追われるように、乗り物に乗ったかのように、時を過ごしていくことになる。

 自由を与えられて、青春時代の何物になるのか、という命題が襲い掛かってきた感じがある。

 放送大学との長い付き合いがあって、(今もあるのだが)これが、相当な「助け」となっている。いわば、居場所なのだ。どこにも属さず、自身だけの存在として生きていくことは、きちんと生に対して、何らかの命題をもたなければならないようだ。

 趣味もその助けとなる。状況が変わると、人間の考え方もかわる。その体験中であるが、ここへ来て新たな病が発覚した。来年には大きな手術が待ち構えている。まあ、ここで生涯が終わるとしても、文句は言えないし、充分ではないが、それでよしとしなければならないと思う。

 それにしても、人間自分にまでウソをついてはいけない。どうも、現政権や、先の政権は、真剣に政治をやる基本の姿勢ができていない。真実をねじ曲げウソをつき、まっとうな議論をしない。人事などのエサを武器に官僚をコントロールし、多様性や生き生きとした、人々のエネルギーを奪いつつある。

 これでは、政権にある人にとっても、幸せとはいえないだろうし、なにより国民に害悪を垂れ流していることに早く気付かなければならない。国民は、こんな政治勢力に権力を与えないことが重要である。次回選挙で、彼らに「お仕置き」をしなければならない。

 ウソやゴマカシのない国民の暮らしと命を守る政治は、国民が求めなければ手にはできない。自らが、自らの意志をもって、実現しなければならない。選挙が大事である。