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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

前近代的な吉本興業

2019年07月23日 17時10分25秒 | 思考試行

 売れている芸人、タレントには、なにも問題ないようにみえて、ひとたび、今回のような事件になると、会社の前近代的体質がドットでてくる。

 これは悪いことではなく、良くなるための第一歩になるだろう。吉本興業が、ちゃんと体質改善できるかどうかであるが、弁護士が、なんとかできる問題でもなく、会社自身がやるべきことである。

 社長会見で、会社の古い体質が明らかとなり、ここからどうやって、近代的な会社になっていくのか。まさに、日本自身が、似たような、このような古い体質をもっていて、こうした古い体質が、明るみにでることは、有意義なことである。

 これを契機として、世の中が変わることになれば、喜ばしいことである。それにしても、覚悟を決めて、記者会見を行った宮迫氏、田村亮氏のはなしぶりと、岡本社長との違いは、歴然としていた。勝負あった。

 岡本氏は、弁護士の指導があったのか、回りくどい言い方、言質をとられないように、こわごわの調子で、気味が悪かった。こんな低レベルの社長なのかと驚いた。

 今後どうなっていくのか。どんな風に収束していくのか、時間がたてば、何事もなかったようになっていくのかもしれないが、ここで、何か新しい進歩がみられるのか、注視していきたい。

 お笑い芸人が、かつては、どうしようもなくて、挫折の上に、この世界にたどりついた人という理解が一般的であったが、今や違う。もっと力をつけていて、インテリも大勢いるし、難しい政治問題を扱う番組なども、司会として、立派に仕切っている人もいる。

 県知事を務め、大きな成果をあげた実力者もいる。吉本興業も、お笑い芸人出身者が仕切るようになれば、世の中もっと良くなるのではないか。

 お笑い芸人の力が、世間にみとめられてきて、ますます、その役割が大きくなっている。日頃から、いろいろ広い分野で見識を高め、芸風ももっと新しい領域にも進めていただき、世のため人のため、役に立つ芸人、タレントになっていただきたいものである。注意しなければならないのは、政権の意向を酌んだり、しないこと、それこそ、国民ファーストの目線をキチンと持つことである。 

 あまり勉強しないで、政権のおだてにのったりしないように、注意してもらいたい。大事なのは、国民ファーストである。

 

 


週刊誌・興行会社・タレント・・・・

2019年07月21日 15時12分51秒 | 思考試行

 週刊誌は、毎週毎週、売れるか売れないかが勝負である。どれを記事にするか、しないか。おそらく、修羅場の日々を送っておられるのだろう。生き生きと、ネタ探しに元気一ぱい、やる気マンマンの日々だろう。

 ネタがあっても、それをいつ出すか、タイミングもあるかもしれない。とにかく売れなくてはならないから、相当タフでないとやれないと思う。

 芸能人や、政治家のスキャンダルや何事か、話題になりそうなことをとりあげ、これが強力なネタとなって、週刊誌の売り上げが、ドンとあがることになる。

 だが、その結果、芸人たちが時にひどい目にあわされることとなる。

 今回、お笑い芸人の、「闇営業」と非社会性人物らとの付き合い、犯罪で得た金で報酬をもらったこと、が問題となった。そして、問題となった芸人が、世間に謝りたいとしたところが、会社の妨害を受け、芸人らは、会社との契約解除の上、記者会見を開いて、自分たちのことばで、語った。それで、事がかなり大きな問題となり、広がをみせ、派生して、さまざまな問題が噴出した感がある。

 かなりの大問題となり、テレビ各局がとりあげ、いつもは、ふざけているお笑い芸人が真面目な様子でそれも涙ながらに語る。この場面そのものがリアルな「素晴らしい舞台」であり、なかなか見ることのできないものであった。

 そこから何がみえてくるか。興行会社が、かなり杜撰な扱いで芸人を動かしていること、契約書もなしに「契約」していること。パワハラがみられること。あるいは、非社会性の強い人物との関わりあいについて、なぜ芸人だけがたたかれるのか、の別の問題もでてきた。

 放送各局と興行会社との関係では、興行会社が、テレビ局の株式を有していて、影響力を行使できる、とか、の話など。世の中のしがらみの、普通の庶民には知るべくもない、裏事情の存在がほの見えたりしてきた。

 タレント達からは、興行会社は、記者会見をせよ、との強い要望がある。この事件がどのように進展していくのか、日本の特殊な事情、へんてこなところが明らかになっていくかもしれない。注目したい。


徹底的に振り返る

2019年07月20日 00時09分50秒 | 思考試行

 日韓協定がなぜ結ばれなければならなかったのか、といえば、日本の戦争とのかかわりを外すわけにはいかない。日本がどのようにして、戦争に至り、どのように1945年まで過ごしてきたのか。

 韓国を併合し、日本名を強要し、日本語を押し付けてきた事実がある。その詳細を、今の日本人は知らない。教育内容として、国民に詳しく教えてきたわけではない。このいきさつを十分に知っているとはいいがたい。

 韓国になぜ、恨まれ続けるのか、その根本的な理由をよくは知らない。そもそも、なぜ日本が太平洋戦争、日本がいう大東亜戦争につっこんでいったのか、朝鮮をなぜ併合する事態となったのか。伊藤博文がなぜ暗殺されたのか。

 都合の悪いことは、詳らかにせず、したがって、恨まれる理由を明らかにせず、なぜ、ちゃぶ台返しを何度もされてしまうのかがわかってはいない。

 なぜ相手がそうするのか。差別され、虐げられた方は、その恨みを忘れることなく、なんど謝られようが、いやされることなく、機会があれば、反撃し続ける決心をしているようだ。機会がなければ、その機会を作ってでも、繰り返し実行してくる。なぜそこまでしてくるのか。

 韓国の悲しみ、恨み、その根源に思いをはせたことがあったのだろうか。この価値観はどこからでてきているのか、真剣に考えたことがあるのだろうか。

 日本は、アメリカに徹底的に叩きのめされた。なぜ、この勝てるはずのない戦争に突っ込んでいったのか。明治以前から、日本は、欧米列強のたくらみに気付き、なんとかその支配の手から免れようと、必死の努力をしてきた。その努力の継続のなかで、最後の敗戦に至った風に、理解しているが、ついに、その意思は、徹底的に破壊された。

 日本の支配層の思いは、絶たれ、今、アメリカ流の、民主主義の価値観のもとにいる。しかし、この民主主義は与えられたものであって、国民自らが勝ち取ったものではない。敗戦によって、もたらされたものである。

 封建主義、年功序列的価値観、権力に媚をうる姿勢、本格的な国民主権を国民全体がもたないままに、支配権力の側の論理、価値観は残った。支配する側、される側の構造は残ったままであり、支配する側への通路は、される側にもつながっているものの、世襲であったり、学歴であったり、特殊な事情が必要である。

 アジア諸国は、植民地化され、収奪の対象となっていた。いいように利用されその富を奪われ続けてきた。アフリカは、国民そのものが商品化され、奴隷として、アメリカに連れてこられた。現実に、壮大な犯罪の跡が厳然とある。傷だらけの人類の姿がそこにある。

 アフリカに、アメリカが賠償したという話は聞かない。家族を連れ去られ、多大な悲劇があちこちであったはずなのに、世代を重ねるなかで、自然消滅した具合にみえる。

 アフリカの現状は、どうなっているのか。社会的に大きな進歩を遂げている部分と、そうではない悲劇的な状況というのは、未だに続いているのではないだろうか。なぜそれが放置されているのか。国際的な取り組みがなされないままで推移してきているように見える。

 人類は課題を抱えて、滅亡への道を歩んでいるのか、それとも、共生できる道を見つけ、生き延びていけるのか、いまだに、分水嶺の細い道を歩んでいるかの風情である。

 


抜け穴だらけの協定を結んだのか

2019年07月19日 00時11分56秒 | 思考試行

 日本が戦争をして、負けた。負けると、負けた方が悪いとなる。悪かったから賠償をすることとなる。莫大な金銭を支払わなければならなくなる。1945年に終戦となり、賠償交渉をやった。韓国ともやった。

 莫大な金銭の支払いがあった。それで、終戦処理はおわったのではないのか。韓国にたいする賠償関係はすべておわったのではないのか。いったい、戦争が終わって、なにか積み残しの問題があったのだろうか。

 あまさず、すべての計算を終えて協定を結ぶのではないか。これを蒸し返してくる神経が、どうにも理解できない。そんな国なら、これは付き合うわけにはいかない。

 これだけ世の中進歩してきても、こんなことがあるのだと、不思議でならない。こんな無茶な、わかりやすいちゃぶ台返しは、絶対に認められない。

 ちょっと、請求漏れがありました、ということなのか。そうではないようだ。充分わかっていて、協定を結んだのではないのか。

 真顔で蒸し返してくる韓国の政権、司法、賛同する国民、この韓国の姿が、信じられない。

 在日韓国人はどう考えるのだろうか。母国のこのやり方に賛成するのだろうか。日本に住んでいて、日本の考え方とは違う考え方をしているのだろうか。

 国籍が違うから、考え方も違うのかもしれないが、生活を日本でしていて、不思議とは思わないのだろうか。

 

 


双方一歩も引かない、となればどうなるのか

2019年07月18日 00時03分49秒 | 思考試行

 韓国は、結局一歩も引かないと決めたようだ。中国との新しい取引を決め、自国での生産に舵をきる決心を固めたようだ。よほど、日本が憎たらしいのだろう。

 日本のやり方について、政治家が、余計なことを言ったばかりに、韓国に付け入られることとなったという意見が出てきている。余計なことを言ったばかりに、政治的な問題を経済問題にすり替えたというクレームだ。

 そして、世耕さんは、言ったことを言っていないなどと、妙なことを言っている。これをやっちゃおしまいだ。これでは、筋は通せない。しかし、発した言葉は、とりかえしがつかない。

 確かに、韓国は日本にくしで、なにを言おうと、文句をつけるつもりでいるから、このままでは、隣国であるけれどもお互い傷をつけあう他ないのかもしれない。

 双方意見が違い、ああいえばこういう、という関係であり、よほどの不具合がない限り、折れ合うことは、不可能だから、いくところまで行くしかないのではないか。

 論理を尽くして、主張しあって、いくほかない。なにもかも、最初から点検していかないと、生半可な妥協はできないだろう。秀吉の時代からか、明治からか、いずれにしても、歴史的にも両国の関係を、とことんつまびらかにし、本当に未来に向けて、両国が隣国として、つきあえるようになるために、そうとうな仕事が必要ということだろう。

 安倍内閣は、嘘をつくことになれていて、国民を馬鹿にしている風がある。マスコミの報道をみても、一強政治に腰が引けている。本当の公正さは、ちょっと期待できない面もある。

 特にNHKがひどい。ピント外れの、番組を平気で組んでいる。国民に、が、向いていない。

 韓国の場合は、国家として、筋の通った歴史観があるのかどうか、疑ってしまう。政権が変われば、すべては変わってしまうというのでは、国際社会は、韓国をどう扱っていいのか、混乱するほかない。

 


国内法と条約、協定どちらに優先順位をつけるのか

2019年07月17日 00時05分54秒 | 思考試行

 韓国の場合は、条約、協定より、国内の決定の方が重要というか、優先順位があるのだろう。そう考えないと、今回の徴用工問題は理解できない。

 それは正しいことだろうか。国内のことは、国内法の変更であるとか、事情によって変更もありうるだろうが、一対一の国同士の関係において、取り決めをした場合に、それを国内事情により、反故にするというのは、どう考えても、おかしい。

 それでも、世界のなかで、中心的な国家である韓国にして、そういう非常識的な行動をとることは理解に苦しむ。

 また、慰安婦問題も決着をつけて、合意の金銭の支払いも完了し、対象者にたいする支給もほぼ済んだ状態で、反故にしてきた。無茶苦茶ではないか。

 さらに、自衛隊の哨戒機に対する攻撃を意味するレーダー照射問題も、のがれられない状況を示されても認めない。

 こんな国とは、話し合いもできないし、優遇国家にしておくことは当然できない。

 日本は、そのことは、もちろん背景にあるのだろうが、優遇的な扱いができなくなった理由を、輸出管理が充分でないことを理由にあげている。

 これに対して、韓国は不買運動を「起こさせ」、脅迫的言辞を弄し、さらには、アメリカに直訴するなど、相当にあたふたしている。

 こうした混乱は、どちらに問題があったのか、自国サイドが論理的に韓国の側であったら、どう考えるだろうか。

 そうだとするならば、どういう態度をとるだろうか。いたたまれないぐらいに恥ずかしいことだと思わざるをえない。

 韓国国内にも、異論は、あるらしい。当然であるが、周囲からの圧迫があり、攻撃をうけていることだろう。勇気ある人はいるのだ。しかし、そのような世論は、圧倒的ではない。事情を知らないのか、このような韓国の国情は、まことに気の毒である。

 在日韓国人の人々も、思うところを、発言すべきだと思うが、論理を大事にせよと、母国に忠告を与えてやるべきではないか。在日の人は、韓国に帰っても、タカリをうけるだけで、完全な同胞扱いを受けるわけではない、と聞く。さもありなんと思う。

 発言に日常的な支障があるわけではないから、正しいと思う意見を述べることが母国のためになるのではないか。韓国人が一丸となって、声をそろえて、変な論理を展開しないよう望むばかりである。


緊急時の対応はできているのか

2019年07月16日 00時08分44秒 | 思考試行

 憲法を変えようと、政権与党はうるさいが、はたして、緊急事態に実際に対応する具体策は練られているのか。実際的、具体的なことには、さほど留意しているとも思えない。

 ただただ、緊急時には、総理大臣はすべてを法律を超えてできるような力を持ちたいとすることである。そこには、ナチス、ヒットラーの手法につながる危険性を秘めている。

 秘めているのではなく、実行できる案をねらっている。憲法改悪には、そういう狙いを秘めている。

 では、緊急時の、具体的な対策が、きちんとあるのかといえば、避難所の数そのものが足りないというし、現実問題として、どう対処するかの対策が全然足りない。

 憲法を変える前に、現行法律においてもできることがあるのに、そういう実際的なことには、熱心でなく、とにもかくにも、フリーハンドの権力機能のことばかりに関心があるようである。

 いざというときの対策そのものには、熱心でないというのは、彼らの本音そのものを如実にあらわしている。

 現実対応は、災害が起きれば、待ったなしなのだから、とうぜんのことながら、具体的な段取り、方策を準備しなければならない。そのうえで、なおかつ、必要な法律の手立てというのなら、筋が通るのだが、法律的には、すでに、かなり整備されていて、足りないのは、実際の対策だ。

 筋の通った、準備をしなければならない。本当に、国民のことを考える方策を明らかにし、準備すべきである。肝心なことをやらずに、政権の権力を強めようというのは、他の考えが背後にあると考えなければならない。

 アメリカの言う通りに、軍隊を海外に送ったり、戦争ができる国になることが、一人前の国だと考えているとするならば、これは、先の大戦の教訓がなにも生かされていないことになる。

 本当に戦争をさせてはならない。そうならないように、必死に努力しなければならない。日本のために、世界のために。


緊急事態に備えるとは

2019年07月15日 10時56分05秒 | 思考試行

 あっさり言えば、権力を、総理大臣に、集中してなんでもできるようにすることに、現政権は躍起となっている。憲法に、「その他・・・」緊急事態があれば、政令で、法律と同じ効力のものを出せる、と入れるという。

 政令は、内閣だけでだせるのだから、結局は総理大臣がなんでも決めることができるということだ。 

 ナチスが、使ったやり方を真似たものか。これでは、独裁政権である。なにを緊急事態とするかで、応用はいくらでも効く。恐ろしいことを考えるものである。

 御用評論家は、論議をすればいい、を連発する。論議といっても、それは、最後は多数決だから、時間をかけて、言わせるだけ言わせて、論理はすっとばして、意見など聞く必要もない。会合を開いて、場さえもてば、それで、議論したことにする。

 実際の議論は、すれ違い、見解の相違、とやれば、いいし、どんなに証拠を挙げられても知らぬ存ぜぬ、記憶がない、時間稼ぎの関係のないことを、うだうだしゃべるとかするのみで、そして、時間がたてば、長時間論議したというのだから、あとは多数決だ。会議さえ開ければ、憲法改悪などなんてことはない。

 本当に、民主主義を貫くつもりがあるのなら、真剣に論議するところだが、どうやら、民衆をバカにし、心底馬鹿にしているから、あくまで、カッコウはつけるけれども、本音のところで、国民を心底大事に思ってなんかいないから、そういうやり方をしても、かれらの良心はいたまない。

 そもそも良心など、持っていない可能性もある。選挙のときだけは、それをあかしてはならないから、必死の演技をする。どれが演技で、どれが本気か選挙民は、見破らなくてはならない。選挙のときと、当選したあとをよくよく見ておかなくてはならない。

 だが、結果が出てしまえば、彼らは、本心を出してくる。国民が本当に、平和を願い、戦争をしたがる連中をあぶりだし、彼らの勢力をへらさなければならない。

 そして、緊急事態に備えるとは、実際に、災害時の具体的対策であって、法律ではない、木村首都大学教授の言葉が重い。その通りである。そこに、本当に国民のために考えているか、どうなのかの、本音が、くっきり、はっきりと出ている。


韓国との関係の行く先

2019年07月14日 15時32分11秒 | 思考試行

 韓国から、「協議」したいとやってきた二人。ネクタイしめて、上着を着て、強面の表情である。

 片や、日本側は、クールビズスタイルで、日常と変わりない。日本側は「説明会」としたらしい。協議ではないのである。

 韓国は、アメリカに幹部を差し向け、国内では、にぎにぎしく不買運動を始めた。結構手早い展開である。

 だが、日本側のいままでの主張を聞いていたのか、まったく、話し合いにならない反応であり、自国には間違いがないの一点張りである。

 これは、どうにもこうにも、韓国が大変な国であることを暴露した。何時間も話し合った挙句が、日本側は、韓国側のコメントをまちがいありと指摘しなければならない始末である。長時間にわたって、なにを話し合ったのか、喧嘩を売りにきただけなのか、問題を解決する姿勢があったのかどうかも怪しい。

 嘘をつき、なにかと文句をつける材料にしようとしたのか、問題を起こそうとする悪意のみ感じられる。彼らは、何を成果として帰国したのだろうか。説明会だと言っているのに、次回の会合も求めているという。メールで質問に応じると答えているらしい。

 日本は自分の仕事のやり方を変えるといっただけであって、その理由も述べている。その理由について、全部は公開できないのかもしれないが、はっきり言ってもいいのではないか。言うとどんな問題があるからいえないのか、その理由をいえばよい。

 これだけもめていながら、優遇国なんかにしておけるはずがない。普通の国として扱うというのは、至極もっともな話である。

 禁輸するというなら、大問題であろうが、韓国のやり方からすれば、禁輸と同じと考えているのかもしれない。

 この問題は、最後の最後まで、どうなるのかキチンと注視しなければならない。歴史的にも重要な瞬間となるのではないだろうか。


韓国の無理筋

2019年07月13日 21時58分07秒 | 思考試行

 くわしい事情のわからない小生だって、韓国の筋が悪いことはどうしても見えてしまう。あれほど、過去のいきさつをひっくりかえしてきたのに、日本が、韓国を優遇しなければならない理由があるだろうか、と思う。

 そして、いよいよ本当に禁輸されたら大変だと思ったのか、突然、反応してきた。だが、その反応の仕方が、頭をひねることばかりである。日本が、日本の判断でできる範囲のことを、どうして「協議」する必要があろうか。ここは「説明」でしかない。

 いい加減なことをしてきたから、韓国は今日の事態を招いたのであった、それをルール通り、きっちりやればいいだけのことで、なんら恐れることはないはずである。

 今回のことだって、無理やり会いにきていながら、なにやら、新しい文句をつけようとする。こうなれば、油断も隙もない。きっちりと原則にのっとって、事に当たるほかない。

 韓国は過去の政権のやったことは、全部ひっくりかえしていいと考えているようで、それなれば、今の政権との間で、何か決めたとしても、それは、未来につながるものではない。

 国と国との協定や、約束は何の意味もたないのであれば、どうしてこんな国を他国と比較して優遇しなければならないのか。

 なにか援助しても、なにも感謝などされることもなく、もっともっとと、要求するのみである。なにをやろうと、それは、文句の対象であり、絶対にひくことはしないと決意している国である。

 そんな国とは、つきあうことはできない。あたりまえのことである。だが、つきあわないとは言ってはいない。優遇をやめて、普通にするというだけである。

 相手が何を言っているのか、その主張も聞かないようでは、話にならない。理不尽な相手に、どうすればいいのか、当惑するばかりである。

 いまのままで、韓国は、どうするつもりなのか。日本の不当性を、ずっと言い続けるつもりなのだろうか。それなら、それで、平行線である。

 日本にとっては、そんな理不尽なものは、相手にしてはいけない。


韓国政権の狼狽ぶり

2019年07月12日 15時30分47秒 | 思考試行

 この慌てぶりはどうしたことだろう。今まで、日本が何と言おうと、なしのつぶてですべて、無視の姿勢を貫いてきた韓国政権が、重要三品の輸出手続きについて、今まで、優遇されていたやり方を「普通に」する、といっただけで、まるで輸出禁止の処分を受けた如くに大慌てである。

 そして、急遽、徴用工問題について、新たな提案をしてきたという。今までの日本の言い分について、理解しているとも思えない、稚拙なものである。話が食い違ったことに気付かないのか、わざとなのか。

 これでは、話になるはずもない。それでも原告分については、折半にして、それ以外は韓国側が、もつという。なんだか譲歩したようにみえる。しかし、みんな原告になればいいのだから、原告になることを制限するつもりだろうか。いずれにしても、何もいってこなかったのが、とにかく、口を開いたのだから、「前進」というべきかもしれない。

 なぜ、3品の、輸出手続きをかえることになったかの理由について、韓国の輸入管理の杜撰さを指摘しているらしいが、これに対する、言い分が、一切誤りを認めないことでは全く変わりはない。

 事態を突き付けられても、言い抜けしようとする。このあたりが全く理解に苦しむ。そして、今まで、日本側からの不明な点を問い合わせても、3年間これに応じなかったという。これについても、担当者の人事異動がどうのこうの、と言っているらしい。そんなこと理由になるか。 まるで、答えになっていない。

 しかし、この日本側のアクションが効果的であったことは間違いない。日本を舐めて、軽視してきたふるまいに、ちょっと日本がアクションを起こしたら、反応してきたのだから、まずは、よかったのではないか。 たまには、怒ってみせるということも必要なことかもしれない。

 市民運動のようなパフォーマンスをしてみせて、不買運動などやってみせているが、政権の息のかかったものが、運動組織の中心にいるとなれば、なんとも程度の低いことである。

 


韓国は話を聞いていたのだろうか

2019年07月11日 15時49分22秒 | 思考試行

 どうやら、さほどでもないことを大騒ぎしているようにみえてきた。韓国にとって、重要な原料素材が、完全に輸入できなくなったかのように、言っているのだが、通常の手続きで行う、という風に変えたというだけのことである。

 韓国は、特別待遇をうけてきたのだが、それを普通の国と同じにする、ということである。許可申請をしても、許可してくれないのではないか、とか意地悪をされるのではといった、懸念をしているようだ、とかいろいろ言われているが、結局は、正常な取引であれば、なんの問題もないようなのだ。

 それでも、韓国側のこの騒ぎ方は尋常ではない。だったら、なんで今まで、正常な外交交渉をしてこなかったのかということである。

 今まで通り、徹底的に無視するなり、軽視するなり、歴史問題を理解していないとかなんとか言い続けていたらいいではないか。日本製品に、これは戦犯国の日本の製品だとラベルをはったり、していればいいではないか。

 特殊なたった3種類の物品の扱いが変わっただけで、この騒ぎは、どういうことだろう。

 テレビで、コメンテーターは、この問題を純粋に輸出手続きの問題として、言えばいいのに、余計なことを言うから、韓国につけいる隙を与えているという。事実、この問題は純粋に、問題があったという。協議をしようとしても韓国は応じていなかったという。それだけで、今回の手続きの変更は、国際的に腑に落ちる話だという。

 それは、ともかく、どうやら、それほど大きな問題ではなさそうだが、韓国がもしか、これらの物品の取り扱いに変なことがあるんだったりすれば、韓国にとっては大変なのであろうが、国際的には、当たり前の変更であって、韓国のこの異常な反応は、むしろいい結果となるのではないだろうか。

 なにを言っても、馬耳東風で、話を聞かない国が、ようやく必死の形相を見せてきて、話し合いに、積極的になったのだから。

 歴史問題も、何度謝ろうが、条約を結び、協定を結び、多額の金額を払おうとも、それは、過去の政権がやったこととして、認めないという韓国は、それを当然と思っているようだ。そんなやり方が、それがずっと続いてきている。 

 そんな国なら、話を聞かないことも理解できるし、今回のことで、大騒ぎする気持ちもわかる。そんな国なら、付き合い方は、当然変えるべきで、なにも優遇する必要はない。

 


韓国のスカタン

2019年07月10日 20時51分34秒 | 思考試行

 反応がおかしい。日本が何を怒っているのか、韓国は、正確につかんでいない。状況を把握していない。喧嘩するときは、正確に事態を把握し、適切な反撃をくわえることである。

 状況認識が正確でなければ、反撃と言ってもちゃんとしたものになりえない。今までの経緯を振り返って、どういう流れでそうなったのか、韓国側は把握しているのだろうか。

 通常は、何かモノを言えば、それをシグナルとしてうけとめて、対応を考えるということになる。韓国の反応は、想像を絶するけったいな反応である。かみ合っていないのである。わざと外しているとも思えないところが、恐ろしい。

 彼らのは、見えているのか。バカな庶民にすぎない小生でもわかる経緯である。時間もたっぷりあった。韓国が考える時間は充分にあったと思う。

 にもかかわらず、自国に本当に影響がでると分かったところで、ようやく反応してきたわけだが、それが、恐ろしくピント外れである。よくもそんな反応をするものだ。

 韓国ってそんなに程度が低いのか。自分の立場だけ、自分の考え方だけが正しいと思い込んでいる風だ。おそらく、考え方の、前提条件が相当ちがうのだろうなあという想像する。

 国と国の約束であっても、今の自分たちの意見と違えば、当然ひっくり返してもいいのだ、と考えているのではないか。もしそうなら、国と国との約束なんて何の意味もない。政権が変われば、また初めからやり直しということになる。

 福沢諭吉が、明治の時代に、すでに韓国は約束を破る国だと言っている。結構昔からそうだったのか。韓国の常識がそうであれば、こんな国とは、つきあいようがないということになる。

 徹底的に日本は日本の主張を、道理に基づいて展開するのみだ。その際、日本も国民に対して正直に経緯を明らかにしていくべきだ。

 日本も結構欺瞞的な行動をとることがある。特に安倍政権においては、お友達のために便宜を計ったりしている。官僚や周囲の人間が忖度して、その実現を計る。そんなけったいなことをしているのだ。そのために嘘をつきまくっている。

 だが、韓国の場合は、もっとわかりやすい大きな事件で、どうしていいのかわからなくなるのか、極端な、反日政策をとる。こんなやり方ではいつかは、破綻するのは目にみえている。

 少しばかりの日本の「反撃」にうろたえる韓国は、いささかみっとも悪いと言わざるを得ない。しかも、韓国の反撃ぶりは、なんでそうなるの、といいたいぐらいお粗末である。

 もっと基本から考え直さないと、この問題の解決は不可能だろう。おそらく、相当、はじめから、まちがっているのである。


野党が対案出しているのに出ていないという強弁

2019年07月10日 12時13分13秒 | 思考試行

 嘘はいけない。民主主義における基本中の基本。にもかかわらず、民主主義の何たるかを知らないままに、日本はすすんできたのか、政権与党になって久しい自民党は、いまだに嘘をつく癖がなおらない。もともと、嘘つきだったのだが、最近は、うそをつくことをなんとも思わなくなってきた。

 野党が対案を出しているにもかかわらず、どんな対案かも知らないのだろう。聞いてはいないのだから。自分の言い分はいうけれども、どんな反対があって、どんな対案が出ているのもしらないのではないか。

 自民党の政見放送は、嘘にまみれて、まことに醜い姿をさらしている。あれでは、票を減らすのではないかと思うのだが、結構、支持率は高いという。国民はかしこいはずなんだが、いやそうでもないのか。うそをつくのは、お互い様とでも思うか、それとも、まとものことだと信じているか。できれば、前者であってほしい。うそとしりつつ支持しているとおもわないと救われない。

 なんにも考えずに、野党が政権をとったときはひどかった、の連発をする。当時の状況は、よく知っている。今頃は、あんまり活躍ぶりが目立たないが、当時の石原幹事長なんて、論理なし、何を言っても聞こうともしない、とにかく反対、何でも反対だった。当然賛成すべきことも反対。無茶苦茶だった。すべてに反対し、邪魔をした。

 政権に返り咲いて、歴代有数の長期政権になっても、いまだに、野党時代のことをいう。自分たちが蒔いた種の後始末をさせておきながら、(原発事故など)その、処理さえ、させないような邪魔をする。当時の自民党のことを考えるとムナクソ悪い。

 彼らは、国民のことを基本的にはバカにしている。たいていのゴマカシは通る、とみている。財務省の真面目なノンキャリアの人が自殺するぐらい、平気の平左である。

 高級官僚はだれが見ても、嘘っぱちの答弁をしても、マスコミも司法も検察もみんな忖度して、スルーしてしまう。怖いものはない、と思うのも無理はない。そして、国民は、いくら自分たちがひどい目にあっていても、自分のせいだ、と思ってくれるというのだから、笑いがとまらないのではないか。

 もっと悪くなったら困るから、現政権を支持するということらしい。嘘がまかりとおり、強いやつの嘘は、真実となり、弱者はひどい状態が続く。何が小さい声か。でっかい声を聞かせてやるべきだ。

 だが、選挙前となると、事情は変わる。この時期の判決、国の対応を観察すればいい。必ず、弱者側に有利な状況を出してくる。

 かれらは、弱者が目を覚まし、自分の考え方を疑いだしたら困るのである。そうならないように、彼らは配慮してくる。選挙前だけはな。発言もそうするのだ。


政治がどこを見ているか

2019年07月09日 18時46分59秒 | 思考試行

 政治がどこを見ているか。有権者は、そこをはっきりとしらなければならない。大企業を優先すれば、労働者への分配は当然減り、中小企業もその割を食う。

 中小企業主も、経営者である。かれらとその従業員とは、その成果を、どう分配するかは、その力関係で決まる。特段の企業では、従業員のために、社長自らの報酬を抑えている人も確かにいるが、もちろんそうではない経営者もいる。

 従業員を、使い捨てにすることをなんとも思わないような、社長をみたことがある。ひとたびことがあれば、しつこく、その従業員をいじめまくる。見せしめとして、従業員をしめまくる。会社支配の道具とする。

 社長の視線はどこにあるか。社会的には、いわば公の役割があるにもかかわらず、彼にとっては、儲けだけであり、従業員はその道具にすぎない。

 政治家、官僚、資本家、裁判官、みんなどこを見ているかである。本当に庶民の側をみているだろうか。エリートでない人の暮らしにどれだけ視線をむけているだろうか。

 日常的に、どのようにすれば、国民の暮らしがよくなるかと、真剣に考えているだろうか。そこに視線はないのではないか。

 選挙の時だけ、みんな同じようなことを言っているとしか思えないという意見がある。その通りである。みんな同じようにいう。しかし、それは選挙対策で言っているところと、その思い方に差がある。

 そこを見抜かないと、世の中、なかなかよくはならない。本当の庶民の味方は誰か、それによって政治はどう変わらなければならないか。そういう意見を国民が持つようになって、始めて、支配階級は、政策を変更せざるを得なくなる。

 気付いていないとなれば、「政治の安定」などと、ワケのわからないことをいってればいいのだ。自分の生活の苦しいことを、自分のせいだ、などと思ったり、これ以上悪くならないようにと、与党政権に投票する人がいる。

 こういう人は、考えを変えてもらいたい。自分たちの苦しい境遇は、間違いなく、政治が作ったものであり、それを変えるのも政治である。

 政治を変えるのはいつか。それは、今である。選挙の時こそ、最大の機会である。この機会をいかさないようでは、悲惨な状況が続き、より、かれらにとって、都合のいい方向へと誘導されることとなる。

 同じようなことを言っているということは、嘘をついていると見なければならない。かっこいいパフォーマンスや、微笑や、そんなものには騙されてはならない。