週末の定番、カップケーキ。
最近これしか作ってないけど。
おやつにも軽食にもなるので、これが一番なの！ってことで。
１２月になってしまった。
シュトーレンを二日がかりで仕込み完了。
おいしくできてるといいな。
そして忙しい週末、終了・・・。
なんか、疲れた～。
これであと一日、自分の好きなことできる時間があればなぁ、
と思うけど。仕方ない。
「精神的向上心のない者は馬鹿だ、って言うでしょ」とは、
先日、何かの会話の時にねーさんの言った言葉。
確かにそうだね、誰の言葉？
「夏目漱石だよ」って、
ああ、「こころ」ね。
で、初心に返るシリーズで読んでみた。
夏目漱石「こころ」
最初に読んだのは、高校の国語の授業。
一部分だけ、Ｋが自殺するくだりだった。
その時に宿題で書かされた感想文を、覚えてる。
「人間として生を与えられながら、『私はもっと早くに死ぬべきだった』
などという淋しい言葉を遺して、Ｋに死んで欲しくなかった。
生きて欲しかった。襖に飛び散ったＫの血しぶきは、誰にも心を開くことなく、
静かに生き、悩み、死んでいったＫが、最期に見せた生の激しさだったのかも知れない」
原稿用紙数枚の感想文。
他は忘れたけど、ここだけ覚えてる。
その後、全編を読んだものの、
なぜＫも先生も自ら死を選ぶのか、
どうして生きようとしないのか理解できず。
自ら命を絶つという選択に、
腹立たしささえ覚えた記憶がある、けど。
今、改めて読んでみて、腹立たしい思いはない。
逆に、これだけ純粋に自分という人間と向き合う人が
今、どれだけいるのだろう、と思う。
ねーさんに、「こころ」をどう思うか聞いたら、
授業でやったところしか読んでないからわからない、と。
ま、そうだよね。
今はそれどころじゃないもんね。
さ、また一週間。
がんばろ。
