世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

本格的移民時代がやってくる!

2018年10月05日 | 100の力
日本の外国人政策が、歴史的な転換点を迎えている。


受け入れ条件が緩和され、

外国人労働者の受け入れが大幅に増えるのだ。




つまり、

受け入れ窓口が、

技能実習から

飲食、宿泊といったサービス業への単純労働にまで広がる。


     (厳しい訓練を受ける)


介護においてはすでに受け入れが始まっている。


2025年までに50万人受け入れると政府は表明している。


既にコンビニやホテルなどでは外国人が働いている姿を多く見かける。


だが、実態は

規定外労働として違法性があることも多い。


その緩和につながることは良いことである。


反面、

犯罪の増加や治安の悪化を伴うことは

移民先進国であるヨーロッパを見れば一目瞭然である。



       (全寮制のところが多い)


もう一つ、問題なのは

サービスの低下である。


日本のお家芸である「おもてなし精神」の崩壊が懸念される。



筆者が感じた一例を示そう。


先日都内のホテルに泊まった時、

以前に比べて清掃が雑であった。

アメニティが揃っていない、

マットが置いていない、

バスルームの掃除が行き届いていない、

ベッドメイクが何となく雑、などなど。


筆者も40年間ホテルを営んでいるから敏感に感じる。


ハウスキーピングの人に国籍を尋ねると、

フィリピン人であった。


フィリピン人に限らず、

東南アジアの国々を泊まり歩いている身からすれば、

これは当然のことなのだが。


だが、

日本のホテルにおいては、

少なくとも清潔さが第一である。


接客対応も、

マニュアルの域を出ない。


こういうところから、

そのホテルの格が下がっていく。


どの道、

近い将来、Aiに代わっていくのだろうが。



【追記】


そもそも日本の移民政策は

付け焼刃的で

世界の常識から逸脱している。


もっとも、

人類の歴史上、

移民政策を成功させた国は一つもないのだが。


アメリカ合衆国も然り、である