世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

別れ

2018年10月13日 | ライフスタイル
何事にも潮時というものがある。

とうとうその日が来た。


「旅して暮らす」という

理想のライフスタイルへのロードマップとして、

手放すというプロセスは避けて通れない。


その中の一つに

車がある。


現在の田舎暮らしにおいては、

車は必需品である。

まったくないと困る。



今の車は

キャンパー仕様で、22年間愛用している。

来月車検を迎えるのを機に手放すことにした。


     (これが見納めになった)


独り暮らしで、

週に一、二回しか乗らないし、

日本にいないことも多いことを考えれば、

動けばいい程度のもので十分である。


それも、

この家を手放せば

それさえいらなくなるのだ。


これはボクにとって大きな決断だった。

自遊への第一歩を大きく踏み出したと言えよう。


Clossed the bridge and broken the bridge.

覚悟を決めて、退路を断つ。



縛るものを完全に削ぎ落とす。

全てを手放す。

そうして初めて真の「自遊」が得られる。

(最後に手放すのは、「命」)



来年の、完全タビスト暮らしを視野に入れ、

こうして着々と準備を進めている。


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ボクの目指す、

「優雅で裕福なシンプルライフ」は、

No car, no house

なのだから。


つまり、

ミニマリスト(最小限主義者)になること。


真の「自遊」とは、

無になることに等しい。



【追記】


この車を購入したときは

大分(久住高原)に住んでいて

子どもたちは、

5歳と11歳だった。


いろんなところへキャンプに行った。


地震の時の避難生活には

大いに役立った。


当時の奥さんと

これで日本一周しようと思っていたが、

それは叶わなかった。

(別の方法で、未来のパートナーと実現させるけど)


いずれにせよ、

22年間の思い出のいっぱい詰まった車だった。


さようなら、

そして、ありがとう。