世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

世界で最も力強く生きている

2018年10月25日 | 100の力
いつも勇気をもらっている。

世界で、最も力強く生きている人から。


くよくよなんかしてられない。

甘ったれるんじゃない!


と、彼女を見るといつも思う。


生まれながらにして、

臓器障害という難病に犯されている。


世界でも8人しか例を見ない、難病。

日本では彼女一人。


半年ほど前、会いに行った。

寒い日だった。

酸素ボンベを付けた車椅子でやってきた。

明るかった。

まるで天使のようだった。


彼女の車椅子を押しながら、

小さな背中に翼を見た気がした。


人のことを想い、家族のことを想う彼女。

自分の境遇をしっかりと受け止め、

逞しく生きている。


何度も何度も死と向かい合って、

乗り越えている。

想像を絶する幾多の苦悩と葛藤があっただろう。


死さえも受け入れているから、

乗り越えられるのかもしれない。


貴女の逞しさのひとかけらでもあれば、

ボクは生きられる。


どんな難題も、

彼女ほど大きな難題を背負うことは出来ないだろう。



貴女は、

多くの人に生きる勇気を与えるために

この世に生まれてきたのだと思う。


どんな境遇の人でも、

この世に生まれてきた役割を背負っている。


それが分かるには

きっと長い時間がかかるのかもしれない。


その為に、

苦しみや悲しみや痛みがあり、

その経験を経て初めて

喜びや幸せを感じたとき、

その役割が何なのか

知ることができるのではないだろうか。


それがどんなものであれ、

与えられた境遇に感謝しながら

生きなければならない。




【追記】


彼女の生き様を綴ってみたくなった。

その為にも、

もう一度会わなければ。


















10月24日(水)のつぶやき

2018年10月25日 | ライフスタイル