デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

嘉永五年東北 吉田松陰『東北遊日記』抄

2020-08-07 17:16:36 | 買った本・読んだ本
書名 「嘉永五年東北 吉田松陰『東北遊日記』抄」
著者 織田久 出版社 無明舎出版 出版年 2001

朝日新聞土曜Beの道紀行で吉田松陰が歩いた東北という記事を読んで、この本のことを知り読むことになった。興味を持ったのは、松陰が東北を旅していたことである。あまり東北に縁はなさそうなのだが、何のために東北を旅したのか気になった。彼は江戸で学んでいたときに、脱藩までして旅に出たのは、いま自分が何をすべきかを、書を読むだけでなく、実際に行動することから知りたいと思ったからだ。それが旅だった。何かを見聞するというよりは、旅にでも出ないといてもたってもいられない、そんな青春の思いからのようだ。行程がなかなか面白い。水戸の方に出てから会津若松、それから新潟に出て、佐渡に渡り、秋田を経て青森の津軽、下北、それから盛岡を経て石巻、仙台と渡っている。地図でもついていればその足跡を追えるのだが、このコースはなかなか魅惑的である。イザドラ・バードは福島に出て、そこから山形に入り、秋田、青森と回っていた。江戸から川づたいで水戸に出るというコースが、なかなか面白い。いつになるかわからないが、東北一周徒歩の旅をするという夢を持っているが、街道筋を歩くだけでなく、川を使うというルートはちょっとためしたい気になってきた。それにしても何故松陰は東北を旅しなければならなかったのか、この本を読む限り、なにか行動を起こさないという思いに駆られてということになってしまいそうだが、それだけではない、なにか他に理由があったのではないかという気がした。それを知るためには、『東北遊日記』を読まないといけないようだ。
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浜空慰霊会

2020-08-07 10:21:59 | デラシネ日誌
娘がもしかしたら診断次第では今日午後入院かも、ということで朝飯はヴォリームたっぷりにしてとく。8時すぎに出て行く。結局入院は来週連休明けということになったらしい。
朝刊の神奈川版で県が軽症や無症状の感染者のための宿泊施設として契約していたアパホテルにベイタワーだけで月額2億8千万支払い、関内に月額1億3800万支払っていたという記事にぶったまげる。アパ救済ではないかこれは。しかもここで宿泊したのはわずか150人足らず。こんな救済事業に莫大なお金を使って、黒岩は他は何もしていない。アメリカから一時帰国している友人が日本は政府がなにもしていないのと同じだと書いていたが、その通り。民度が違うだの、感染を防いだなどといって何もしていない政府をこのままにしていいんだろうか、国会も開かない、記者会見も事前質問のあるものしか答えられない、そんな総理をいつまでもほっといていいのか、ほんとうにうんざりする。
急いで昼飯を作らせてあわてて食べて12時半浜空碑へ。誰もいない。自分が書いた案内で13時半集合ということがわかる。なにをやっているんだか。時間潰しに南部市場で買物。意外にすいていた。
13時半にいくと掃除はかなりすすんでいた。浜空会の加藤会長も参加。掃除のあと慰霊会。今日は初めて参加の人も入れて、17人が参加。初めて参加した方は自分の書いた「語り継ぐ横浜海軍航空隊」を読んで、浜空碑を見に来て、看板の案内を見て参加したという。まだまだ広がりを見せているのはなによりなことである。最後に横浜海軍航空隊の歌を歌って、4時過ぎに解散、帰宅。

ネットで小池と医師会会長と鳥取知事の記者会見を見ていたという娘が、マスコミが一番肝心なことを報道していないと憤慨。無策で逃げ回る首相をほっといているのは、マスコミの責がかなりある。ほんとうにひどい。
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