goo

‘ホオズキ’ の呼び名

花屋さんの店頭で、‘ホオズキ’ が一杯実を付けて売られていました  
‘ホオズキ’の実が赤くなるのは、関東地方では8月から秋にかけてです
浅草のホオズキ市など、市(いち)が全国各地で開かれるのは7月初めが多いのですが、この時期ではまだ実は赤くなりません
この為、着色のためにホルモン処理をするのだそうですが、どんな風にするのでしょう  
ところで、この赤い実の中に、外側と同じ赤オレンジ色した球形の ”ほんとの実”があります
外側の殻袋は花後のガクの部分が発達して、袋状に実を包み込んでいったものです


 ‘ホオズキ’の呼び名について、ちょっと “薀蓄 !!”
漢方では、根が「酸漿(さんしょう)」と言われる生薬になるので、和名ではこれを‘ホオズキ’と読ませていますが、字も難しいしあまり使われません
もう一つの漢字「鬼灯」は実を包む袋を提灯などにたとえたもので、なぜ鬼がつくのかは分りませんが、とてもなじみ深い字になっています 
ところで、‘ホオズキ’って英語ではなんと云うかというと、「Japanese Lantern Plant 」とか…
直訳すると、「ちょうちん植物」ってか!?‥これの方が形からは、随分分りやすいで~す
でも「ちょうちん‥」と言うと、「何か軽~い」の印象もありますかね



‘ホオズキ’はナス科、ホオズキ属の多年草の植物で、花びらは5弁で直線形の5角形をしています
白いちょっとクリームがかった花は、とても生真面目な&やさしい感じを醸しています
花言葉 : 「 心の平安 」 、「 自然美 」 
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ‘蝋梅’の実の... ‘千日紅(セン... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。