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“ヤマブキソウ” = “クサヤマブキ(草山吹)” ≠ “ヤマブキ(山吹)”

“ヤマブキ(山吹)”の花が、今の時期になると、あっちこっちで見られます                                                                                      自然園の落葉樹林や常緑樹疎林の林内の比較的明るい場所では、この“ヤマブキ” にそっくりの花・“ヤマブキソウ”が、群生して今盛りに咲いていました  

“ヤマブキソウ”の花は“ヤマブキ”に似ている事からこの名前になりました                                                                         しかし“ヤマブキ”は花びらが 5 枚であるのに対して、“ヤマブキソウ”は 4 枚でしかも多年草で科も違い分類上関係はありません

地下に大きな根塊ができ、冬を越した今頃になると、大きく根性葉が伸び花を咲かせます                                                          単体ではあまり見かける事はなく、群生を形成するのが多いようですが、最近では自生のものを見かける事が少なくなってきた為、自治体によっては絶滅危惧種に指定して保護し始めたと聞いています  

“ヤマブキソウ”の根性葉は長柄があり、羽状になっており、葉は小葉が3枚集まって一枚の葉となる形で、縁にはギザギザが見られます                                                                                              草丈は花茎を含めて30~40cmくらいになり、上部に2~3枚の茎葉がつきます

“ヤマブキソウ”の花は、鮮やかな黄色の直径3~4cmです                                                               開花時は草高の低さもあり、さほど目立つ草姿ではなさそうですが、園内各所に群生して明るい黄色の花を次々と咲かせている様子はとても目を惹きました  

この明るさに釣られてか、花びらの上で日向ぼっこ然のバッタ君を見つけました・・・イナゴの子供かな

“ヤマブキソウ”の   花言葉は  「すがすがしい明るさ」  です

 

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