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“葉牡丹”は師走・晦日〔みそか〕の花です

今日は師走最後の日・「大晦日(おおみそか)」です
いつも思うのは、『あぁ~あ・一年経つって早いなぁ~』と、ごく単純な事ばかり…です
でもこの思い・言葉は、一番似合っている感じです  
そしてこの時期の花で一番似合っているのは、“葉牡丹”です
“葉牡丹”は江戸時代に野菜として持ち込まれた植物で、色鮮やかな葉が幾重にも重なる姿が、さながら牡丹の花のようであることから名づけられました


“葉牡丹”は江戸時代・オランダ人によって長崎に伝えられ、貝原益軒の養生訓・『大和本草』で“紅夷菘(オランダナ)”または、“三年菜”の名前で紹介されています
それによりますと、「葉は大型で、味は美味」とありますが、食用と言うよりは鑑賞用として栽培され、その頃から紅白の色合いがおめでたいと、正月飾りとして親しまれていたようです



“葉牡丹”の 花言葉(葉言葉)は、「 祝福 」、「 利益 」、「 つつむ愛 」、「 慈愛 」、「 物事に動じない 」 です

 12月30日(晦日〔みそか〕又は晦〔つごもり〕)の誕生花は“葉牡丹”です
「晦日〔みそか〕」とは毎月の末日のことです
尚「晦〔つごもり〕」とは、"月が隠れる日"すなわち「月隠〔つきごもり〕」が訛ったもので、やはり末日のことです
12月31日は"1年の最後の特別な末日"を表すために、末日を表す2つの言葉のそれぞれに「大」を付けて「大晦日」「大晦」と呼ぶ訳です
昨日“葉牡丹”の切花を買ってきて、花瓶に活けました
これで正月を迎えます
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