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埼玉・長瀞の「宝登山神社」・・・緑一杯・蝉時雨を味わいました

暑い日が続いており、やっと二三日前から涼しくなりちょっと息抜き出来る感じです                                    “ロウバイ”の季節ではないけど、緑豊かな秩父の山を見たくなり、「秩父ミューズパーク」で、“サルスベリ”を見た帰り、今度こそはと長瀞にある「宝登山神社」に寄って来ました

 毎年春先は、 宝登山の“ロウバイ”の花 の見事さが、話題になります                                                      今年も春先2月に見に来ましたが、つい車  の停める関係から神社には停まらず、お参りもせずに帰ってきていました

訪ねたこの日、神社の鳥居奥の樹林は、雨後故に洗われた緑のあざやかさが霊山の装いで、神々しく見えました                                                                                           蝉時雨が、全山一帯に聞こえます

「宝登山神社」は今から約1900年前、日本武尊(やまとたけるによって創祀され、神武天皇、大山祇神、火産霊神を祀る神社として、「秩父神社」、「三峰神社」と並ぶ秩父三社の一つとして知られています

神社横に建てられた立ち札に、「宝登山神社」の御由緒が書かれていました

雨上がりの中で、ちょっと霞むように建つ社殿の様子は、とても荘厳な佇まいでした

現在の社殿は江戸時代末から明治初頭に造りかえられた本殿、幣殿、拝殿よりなる権現造りで、欄間には沢山の彫刻が施されています

 

社殿正面の唐破風(からはふ)造りのせりだしたような屋根下の欄間に、色鮮やか(ちょっと私にはケバケバしく感じて・・・)ですが、見事な「龍」が幾体も刻まれていました                                                                                          「龍」は水神様でもあり、拝殿正面の柱に跨るようにして宝登山の神様を守っているのでしょう
他にも多様な彫刻が施され、拝殿正面に彫られた「龍」は中国神話に登場する四神(青竜・白虎・朱雀・玄武)だと聞きました

 

右上の写真は本殿裏側です                                                                                                            周囲の緑に溶け込むように、建つ姿は古色豊かです

 緑多い境内を歩きながら、駄句一句です

      雨上がり    蝉時雨の中    走り往く     (ダッペ)

      杉木立     蝉和唱す     祈り和す     (ダッペ)

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