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“マユミ”の果実が熟し始めています

今日から11月です
今年もまだまだあると思っていましたが、気づくと終盤ですね
先日行った花木店の棚で、 “マユミ” が盆栽仕立てされて置かれていました
“マユミ”は落葉樹林の中で自生する落葉低~小高木で、高さはふつう3~5m、大きいものは15m位にもなリます
秋になって、周りの落葉木々が紅葉しその葉が落ちる頃、びっしり形の面白い実が枝全体につきます
この為庭園樹や境界木、盆栽などに利用されているのですが、始めて見る盆栽仕立ての“マユミ”の実もなかなかいいものです
“マユミ”の別名は“ヤマニシキギ(山錦木)”とも、“オトコマユミ”とも呼ばれます
“マユミ”の実は8~10mm位の先のくぼんだ4稜がある翼果で、通常淡紅色で、9~10月に熟します
“マユミ”は雌雄異株なのだそうです
通常市販の“マユミ”は雌木しか出回っていないようですが、雌木1本で果実がなるのはどう言う訳なのでしょう 



“マユミ”の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なる色合いになります
そして秋が深まると外側果皮が4つ(?)に割れて中から種が顔をだすのですが、白い殻からどんな種が顔を出すのかな!?
やはり、真っ赤な種なんでしょうか!?・それとも白い種!?



 “マユミ”の果実は漢方に使われると聞きました
ですが、種子に含まれる脂肪油は有毒で、少量でも吐き気や下痢、大量に摂取すれば筋肉の麻痺を引き起こします
昔は、“マユミ”の熟した、果皮・種子を頭のシラミ駆除に使ったのだそうです
これを知れば間違っても、種子や種は食べてはいけませんね
今の子達は「シラミ」なんて知らないかな 
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