東北旅行、7月9日のまとめ。(続き)
新白河→仙台
↑新白河で新幹線を降りて、そこからは在来線(東北本線)を乗り継いで盛岡を目指します。
『時刻表』の索引地図を写したんだけれど、ページの変わり目で、この路線図では、新白河の次駅である白河から載っています。
↑新白河にて。
ホームにすべりこんできた、普通・郡山ゆき。交流電車719系の4両編成でした(→2両編成を2本つないだ形)。
これは黒磯から走ってきた列車で、新白河は10時57分発です。
この列車を皮切りに、盛岡までの〝東北本線乗り継ぎ〟が始まります。盛岡到着は18時00分の予定。これから約7時間の長旅です。
↑さあ! 東北本線の旅がスタート。
719系電車に乗るのも、私はこれが初めてです。画像には写っていないけれど、車内は独特な座席配置で興味深かったです。
天気にも恵まれた車窓風景を友にして、盛岡までの長丁場、がんばってまいろう!
↑矢吹にて。途中駅でどっと乗り降りがあるわけでもなく、車内もホームも穏やかでノンビリした雰囲気でした。
只今、平日の昼前…、ということもあってか、電車の利用客は少なめでした。
しかも、4両編成で走っているし。…かと言って、ケチって2両編成で運行すると、車内の印象は混雑気味
になってしまうかなぁ。
私の感想としては、気前よく4両編成を回してくれているJR東日本に拍手~!
という感じです。
↑青々とした田んぼが、車窓に広がりました。
時折、東北新幹線の高架が、どこからともなく近寄ってきて、〝からんで〟きます
基本的に、東北本線と東北新幹線は並行して走っているんだものな。これが、東北本線の車窓なのだなぁ。
↑新白河から40分ぐらい走って、11時37分、郡山へ到着しました。
到着の際に、向かいホームの電車をカシャッと一枚
あちらは、郡山が起点の「磐越西線」の会津若松ゆき。こちらと同じ719系電車だけど、塗装色が違っています。
↑新白河から乗ってきた列車は郡山終着なので、私もここで乗り換えです。
約20分の待ち合わせで、次は、郡山始発の普通・福島ゆきに乗ります。これも719系の4両編成でした。
↑分かりづらい画像(?)かもしれませんが、719系電車の乗降口(出入り口付近)を撮ってみた。
乗降口の足元に『あつい!』って書いてあるのが目に留まったので…
冬季には、暖房の都合で、その部分が熱くなるということみたい。
↑意味不明な画像で、スミマセン
福島到着の直前、新幹線の高架を写したものです。
よーく見ると、ちょうど新幹線(列車)が通りかかったタイミングに写したものだと、お分かりいただけるかと…
ほら、新幹線の車体が、ちらっと見えるでしょう? (どこに見えるねん
)
「つばさ」か「こまち」の車両だったと思います。
↑12時43分に福島へ着きました。郡山から乗ってきた列車は、一応、福島で終点です。(一応?
)
福島駅からは奥羽本線が分岐しています。
ここに写っている列車は、奥羽本線(山形線)の普通・米沢ゆき。
↑福島駅の跨線橋通路にて。
天井には『こでらんに博』と記された案内ポスター(旗?)がたくさん吊ってありました。
「あなたの旅がふくしまの、元気です」ということで、これは、観光キャンペーンみたいなものなのかな…?
こでらんに、とは、「こたえられない、たまらない(最高だ)」というふうな意味の、福島の方言なのだそう。
↑福島から先へ…、私が次に乗るのは13時ちょうど発の、快速仙台ゆき。
「仙台シティラビット5号」という列車名も付けられている、快速電車です。
↑これが、当日の、快速「仙台シティラビット5号」仙台ゆきだ
福島で発車時刻を待っているときのひとコマです。
種明かしをすると…、実は、さきほど私が郡山から乗ってきた列車と、同じ編成です
郡山から福島(終着)まで走ってきた車両が、その流れのまま、仙台ゆきの快速に化けた格好です。
実際、私のほかにも、福島で下車せずにそのまま乗り続ける客が、何人かおられました。
↑快速仙台ゆきの発車よりも5分ほど早く、12時55分に、さきほど見た奥羽本線(山形線)の普通・米沢ゆきが発車していきました。
↑定刻になって、こちらも福島を発車。
駅を出るとすぐ、奥羽本線(山形線)が左のほうへ大きくカーブして、車窓から見えなくなっていきました。
山形新幹線との絡みで「標準軌」に改められた線路です。線路幅が〝広め〟になっているのが、分かりますか?
↑列車は、坦々と走っていきます。
ふと気がつくと、なんか…、車窓を眺めながら「新幹線の高架」ばっかり写してるやん
っていう感じで。
↑719系の座席、ちょこっとだけ写せました
↑福島から約30分で〝しろいし〟に着きました。大雑把に言って、このあたりが、福島と仙台のほぼ真ん中と言えそう。
「しろいし」は漢字で書いたら「白石」です。
読み方は「しらいし」ではなく、「しろいし」なのですね。(←間違って読んでいた人、少なくないのでは?)(←えっ、私だけか?
)
新幹線の白石蔵王も、〝しろいしざおう〟と読むのです。
↑13時56分、岩沼に到着。仙台まであともう少し。
岩沼は常磐線との接続駅です。
↑のどかな田園地帯をあとにして、車窓には建物が増えてきました。まもなく仙台到着です。
今ごろ言うけれど、よく考えたら、わし、昨年10月に青年部会のボランティア活動で仙台へ来たのだったな…
そのときは飛行機で仙台入りして、空港からは仙台空港鉄道で仙台駅までやって来たのでした。
だから、東北本線の「名取~仙台間」には、そのときに〝乗車済み〟だったというわけやね。
↑その「名取~仙台間」のレールをもう一度踏みしめて、仙台に到着しました。遅れは無く、定刻14時13分着でした。
結局、郡山からずうっと乗り続けてきたことになる列車ですが、今度こそ仙台で終着となり、ホームの発車案内にも「回送」の文字が。
列車を降りたお客が、ぞろぞろと階段のほうへ流れていきます。私もその流れを追って階段に進み、向かいのホームへ移動しました。
仙台では7分の待ち合わせで、普通・小牛田ゆきに乗り換えです。
どんどん、乗り継いで行きますぞ~
(つづく)