ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

①韓国文学②韓国漫画③韓国のメディア観察④韓国語いろいろ⑤韓国映画⑥韓国の歴史・社会⑦韓国・朝鮮関係の本⑧韓国旅行の記録

私ヌルボの韓国・朝鮮 雑録雑感[1] 物忘れ&忘れ物のことなど

2018-01-01 23:58:14 | 私ヌルボの韓国・朝鮮 雑録雑感
 あけましておめでとうございます。謹賀新年。
 새해 복 많이 받으세요. 新年快樂。新年快乐。

 1年の計を立てる前に、きっちりと昨年の反省をしなくては、と思ったものの、何ヵ月もかかりそうなので止めました。
 「積弊清算」の旗印のもと過去の保守政権の諸政策の洗い直しに精力を注ぎすぎて、今まずやるべきことが後回しになっているのでは、との疑問さえ感じられる文在寅政権の現況を見た上での判断です。(ホンマかいな?)

 反省というよりも、ちゃんと自覚しなくては、と思ったのは、体力だけでなく脳の方もさらに衰えているということ。
 言葉のど忘れはまず固有名詞から始まりますが、それはずいぶん以前からのこと。私ヌルボの場合はすでに普通名詞がなかなか出てこない段階に入っています。とほほ。

 物事を思い出せないもどかしさについての衝撃的な記憶を紹介します。
 もう20年ほども前のことですが、私ヌルボ、図書館でふとあることを思い出そうとしていました。が、どうしても思い出せず、もやもやした気持ちで図書館を出ました。ところがそのほんの少しあと気づいたことは、「自分がついさっきまで何を思い出そうとしていたのか、思い出せない」ということです。これは本当にショックでした。
 そして今。たぶんもっとひどい状態なのではと思われます。つまり、「さっきまで何を思い出そうとしていたのか?」という疑問さえ思い浮かばない状態かも。アルジャーノンの悲劇はもはや他人事ではありません。

 以上は前書きその1。
 いろんなモノの置き忘れも日常茶飯事です。
 しかし、モノによっては大変困ったことになってしまいます。とくに外出中の失くし物。
 たとえば、①愛用のノートパソコン ②愛用のケータイ ③愛用のメガネ ・・・といったモノ。
 で、私ヌルボ、自分の現状を深刻に自覚しなくては、と先に書いたのは、この①~③を昨2017年失くしてしまったという事実に直面したからです。

 いや、1つは幸いにして見つかったんですけどね。いやあ、ホント幸いにして・・・。
 それは①のノートパソコン。以下はそのテンマツです。
 8月のある土曜の夜、大船のある公共施設を出て、大船駅から電車に乗って、横浜駅で降りて、歩いて帰宅途中スーパーで買い物をして、自宅に帰って鞄を開けるとパソコンがケースごとないのに気がついた次第。
 翌朝から大船の施設、大船駅と付近の交番、横浜駅、スーパーに足を運んだもののわからず。自宅(!)も探したりして・・・。(笑)
 とりあえず近所の警察署に遺失物届は出したものの、途方に暮れるばかり。公私のツキアイのある人たちの情報、各種文書、旅行等々で撮り溜めてきた数千枚(?)の写真等々。外付けハードディスク等にマメにデータを保存しておけばよかった、と思っても後の祭り。
 あーあ・・・と溜め息をつきつつ、ほとんどあきらめの心境に入りかけていた1週間後、②愛用のケータイ(ガラケー)に電話がかかってきました。

 「こちら、キミツ警察ですが・・・」
 「は?」
 「○○さんですね」
 「はい、そうですが・・・」(不安なキモチ)


 ・・・と、ここで私ヌルボがまず考えたのは、北朝鮮との関係が緊張化している折から、秘密のエージェントとして働いてほしい、という依頼か、それともスパイの疑いをかけられているのか・・・。(・・・というのは、1991年8月に北朝鮮旅行に行った時から公安関係の要注意人物のリストに名前が載っているフシがあるので・・・。)

 (電話の続き)
 「こちらで○○さんのノートパソコンをお預かりしています」
 (あ、パソコンにも北朝鮮関係のデータ・資料がたくさん入ってたな・・・)と思ったところでやっと理解しました。

 「あの、千葉県の君津警察署ですが・・・」
 「はいはい、あ、そうですか。どうもありがとうございます!」


 つまり、大船→横浜の横須賀線の電車内で置き忘れたのが、そのまま終点まで行ってしまったのでした。
 ・・・というわけで翌日受け取りに行ってきました。往復4千円近く費やしましたが、それでも無事戻ってきてホッとしたというか、いっぺんに元気を回復しました。やれやれ。

 この話を知人7、8人にしたら、すぐ君津とわかった人は2人くらいだったかな? 半数以上は私ヌルボ同様<機密>という文字が頭に浮かんだようでしたね。(笑)

 と、オチがついた(??)ところでこの物忘れ&忘れ物の話は終わり。・・・じゃなくて、ジツはこれも前書きその2、かな? 次回は本論の②ケータイの話です。