師走に入ってようやく時間に余裕ができて(世間に逆行!)、さて映画でも、と思った時には東京国際映画祭とかフィルメックスとかとっくに終わっていて、とくにこれは観たいという映画がありません。韓国映画だけではなくて・・・。ま、よくあることです。
さて、そろそろ今年の映画賞についての話題が取り沙汰される頃となりました。で、私ヌルボも今年これまで観た71本を振り返ってみるに、どうもコレは絶対!というのがすぐに思い浮かばないんですよ。ちなみに最近4年のヌルボのベスト3をあげると以下の通り。
2007年①世界最速のインディアン②パンズ・ラビリンス③キサラギ(日)
2008年①ダークナイト②パコと魔法の絵本(日)③休暇(日)
2009年①グラン・トリノ②ディア・ピョンヤン(日)③妻が結婚した(韓)
2010年①息もできない(韓)②過速スキャンダル(韓)③冬の小鳥(韓)
これらに匹敵する作品が今年あったかなあ?
・・・とここまで書いて、映画関係サイトで評判良さそうな、たとえば概して辛目の評点をつけている<こんな映画は見ちゃいけない!>で現在唯一★4つがついているドキュメンタリー「エンディング・ノート」をちょいとシネマ・ベティに観に行って、今帰ってきました。これはなかなかの映画でしたねー。砂田麻美監督の報知映画賞新人賞受賞はナットク! そういえば、今朝の「讀賣新聞」文化面に、砂田麻美さんと彼女の著書「音のない花火」(ポプラ社)の紹介記事がありました。関連記事は→コチラ。
★★★ Daumの人気順位(12月6日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①猫おどり(韓国) 9.6(41)
②タスリ(韓国) 9.6(22)
③白いジャングル(韓国) 9.4(21)
④精鋭部隊 2 9.3(33)
⑤ヘルプ 9.3(228)
⑥私の選択 – 忘れられたカバン その終わらない物語(韓国) 9.4(24)
⑦ナデルとシミン 9.2(29)
⑧ワンドゥギ(韓国) 9.2(1914)
⑨願い(グザーリシュ) 9.0(207)
⑩ただあなただけ(韓国)9.0 (727)
今週の新登場は②と③です。
②、蔚珍(ウルチン)の小さな漁村でおばあさん、叔父さんと暮らすタスリは9歳になる自閉症の女の子。昼は村を廻ってあちこちの壁に絵を描き、夜は家で雪だるまが出てくる漫画を見るのが楽しみ。しかし村の人たちには彼女の絵は落書きにしか見えない。ある日村にめずらしく雪が降り、タスリは雪だるまを作る・・・。独立系の映画で、ドキュメンタリーかと思ったらドラマなんですね。原題は「다슬이」。
③、「白いジャングル」とは金があれば患者になれる、という韓国の病院につけられたあだ名。監督は現職の医師なんだそうです。わずか数万ウォンのために治療をあきらめなくてはならない患者たちに会って、韓国の医療システムの非情な現実をカメラに残した、というドキュメンタリー。原題は「하얀 정글」。
【専門家による順位】
①マネーボール 8.2(4)
②ナデルとシミン 8.0(8)
③ドライブ 8.0(8)
④紫(韓国) 8.0(2)
⑤四つのいのち 7.5(2)
⑥ツリー・オブ・ライフ 7.2(10)
⑦ヘルプ 7.2(8)
⑧豚の王(韓国) 7.0(5)
⑨人生はビギナーズ 7.0(3)
⑨精鋭部隊 2 7.0(3)
多少順位の変動はありましたが、新登場はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月2日(金)~4日(日)] ★★★
「ワンドゥギ」が500万人を超える
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・上映館数
1・・トワイライト・サーガ/・・・・・・・11/30 ・・・・・・・・・・482,401・・・・・・・・・・・・775,533・・・・・・・・・706
ブレイキング・ドーン Part1
2・・ぞっとする恋愛(韓)・・・・・・・・・12/01 ・・・・・・・・・・420,847・・・・・・・・・・・・487,902・・・・・・・・・565
3・・特・捜・本(韓) ・・・・・・・・・・・・・11/24・・・・・・・・・・・201,289・・・・・・・・・・・・839,003・・・・・・・・・491
4・・ワンドゥギ(韓) ・・・・・・・・・・・・10/20・・・・・・・・・・・150,725・・・・・・・・・・・5,046,792・・・・・・・・・433
5・・アーサー・クリスマスの大冒険・・11/25 ・・・・・・・144,567・・・・・・・・・・・・367,267・・・・・・・・・399
6・・リアル・スティール・・・・・・・・・10/12 ・・・・・・・・・・・・58,945 ・・・・・・・・・・3,521,387・・・・・・・・・303
7・・マネーボール・・・・・・・・・・・・・11/17 ・・・・・・・・・・・・39,264 ・・・・・・・・・・・・602,455・・・・・・・・・273
8・・インモータルズ・・・・・・・・・・・・11/10 ・・・・・・・・・・・・27,951 ・・・・・・・・・・1,322,363・・・・・・・・・271
神々の戦い
9・・50/50 フィフティ・フィフティ・・11/24・・・・・・・・・・・・17,663 ・・・・・・・・・・・・100,940・・・・・・・・・158
10・・君はペット(韓) ・・・・・・・・・・・・11/10・・・・・・・・・・・・・4,234 ・・・・・・・・・・・・541,356・・・・・・・・・100
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。
「特・捜・本」のトップは1週だけで終わってしまいましたね。
「ワンドゥギ」が500万人を超えました。「最終兵器 弓」や「サニー」にどれだけ迫るか・・・?
今週の初登場はめずらしく2位の「ぞっとする恋愛」だけ。原題は「오싹한 연애」なのですが、これを「不気味な恋愛」と訳すか、「ぞっとする恋愛」とするか? 関係サイトでは前者の方が多いようですが、ヌルボの感覚でとりあえず後者にしておきました。内容は、霊感があり幽霊が見えるため恋ができないヒロイン(ソン・イェジン)と、本当は幽霊が怖いのにホラーマジックをするマジシャン(イ・ミンギ)のラブストーリー。恋を邪魔するのが幽霊? ややこしい設定を考えつくもんですねー・・・。とロマンチック・コメディーとホラーの組み合わせとはねー。「朝日」の記事には「ソン・イェジン 新作映画で清純派からの脱皮図る」とありました。とっくに脱皮しちゃってるとヌルボは思ってたんですけど・・・。
さて、そろそろ今年の映画賞についての話題が取り沙汰される頃となりました。で、私ヌルボも今年これまで観た71本を振り返ってみるに、どうもコレは絶対!というのがすぐに思い浮かばないんですよ。ちなみに最近4年のヌルボのベスト3をあげると以下の通り。
2007年①世界最速のインディアン②パンズ・ラビリンス③キサラギ(日)
2008年①ダークナイト②パコと魔法の絵本(日)③休暇(日)
2009年①グラン・トリノ②ディア・ピョンヤン(日)③妻が結婚した(韓)
2010年①息もできない(韓)②過速スキャンダル(韓)③冬の小鳥(韓)
これらに匹敵する作品が今年あったかなあ?
・・・とここまで書いて、映画関係サイトで評判良さそうな、たとえば概して辛目の評点をつけている<こんな映画は見ちゃいけない!>で現在唯一★4つがついているドキュメンタリー「エンディング・ノート」をちょいとシネマ・ベティに観に行って、今帰ってきました。これはなかなかの映画でしたねー。砂田麻美監督の報知映画賞新人賞受賞はナットク! そういえば、今朝の「讀賣新聞」文化面に、砂田麻美さんと彼女の著書「音のない花火」(ポプラ社)の紹介記事がありました。関連記事は→コチラ。
★★★ Daumの人気順位(12月6日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①猫おどり(韓国) 9.6(41)
②タスリ(韓国) 9.6(22)
③白いジャングル(韓国) 9.4(21)
④精鋭部隊 2 9.3(33)
⑤ヘルプ 9.3(228)
⑥私の選択 – 忘れられたカバン その終わらない物語(韓国) 9.4(24)
⑦ナデルとシミン 9.2(29)
⑧ワンドゥギ(韓国) 9.2(1914)
⑨願い(グザーリシュ) 9.0(207)
⑩ただあなただけ(韓国)9.0 (727)
今週の新登場は②と③です。
②、蔚珍(ウルチン)の小さな漁村でおばあさん、叔父さんと暮らすタスリは9歳になる自閉症の女の子。昼は村を廻ってあちこちの壁に絵を描き、夜は家で雪だるまが出てくる漫画を見るのが楽しみ。しかし村の人たちには彼女の絵は落書きにしか見えない。ある日村にめずらしく雪が降り、タスリは雪だるまを作る・・・。独立系の映画で、ドキュメンタリーかと思ったらドラマなんですね。原題は「다슬이」。
③、「白いジャングル」とは金があれば患者になれる、という韓国の病院につけられたあだ名。監督は現職の医師なんだそうです。わずか数万ウォンのために治療をあきらめなくてはならない患者たちに会って、韓国の医療システムの非情な現実をカメラに残した、というドキュメンタリー。原題は「하얀 정글」。
【専門家による順位】
①マネーボール 8.2(4)
②ナデルとシミン 8.0(8)
③ドライブ 8.0(8)
④紫(韓国) 8.0(2)
⑤四つのいのち 7.5(2)
⑥ツリー・オブ・ライフ 7.2(10)
⑦ヘルプ 7.2(8)
⑧豚の王(韓国) 7.0(5)
⑨人生はビギナーズ 7.0(3)
⑨精鋭部隊 2 7.0(3)
多少順位の変動はありましたが、新登場はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[12月2日(金)~4日(日)] ★★★
「ワンドゥギ」が500万人を超える
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・上映館数
1・・トワイライト・サーガ/・・・・・・・11/30 ・・・・・・・・・・482,401・・・・・・・・・・・・775,533・・・・・・・・・706
ブレイキング・ドーン Part1
2・・ぞっとする恋愛(韓)・・・・・・・・・12/01 ・・・・・・・・・・420,847・・・・・・・・・・・・487,902・・・・・・・・・565
3・・特・捜・本(韓) ・・・・・・・・・・・・・11/24・・・・・・・・・・・201,289・・・・・・・・・・・・839,003・・・・・・・・・491
4・・ワンドゥギ(韓) ・・・・・・・・・・・・10/20・・・・・・・・・・・150,725・・・・・・・・・・・5,046,792・・・・・・・・・433
5・・アーサー・クリスマスの大冒険・・11/25 ・・・・・・・144,567・・・・・・・・・・・・367,267・・・・・・・・・399
6・・リアル・スティール・・・・・・・・・10/12 ・・・・・・・・・・・・58,945 ・・・・・・・・・・3,521,387・・・・・・・・・303
7・・マネーボール・・・・・・・・・・・・・11/17 ・・・・・・・・・・・・39,264 ・・・・・・・・・・・・602,455・・・・・・・・・273
8・・インモータルズ・・・・・・・・・・・・11/10 ・・・・・・・・・・・・27,951 ・・・・・・・・・・1,322,363・・・・・・・・・271
神々の戦い
9・・50/50 フィフティ・フィフティ・・11/24・・・・・・・・・・・・17,663 ・・・・・・・・・・・・100,940・・・・・・・・・158
10・・君はペット(韓) ・・・・・・・・・・・・11/10・・・・・・・・・・・・・4,234 ・・・・・・・・・・・・541,356・・・・・・・・・100
※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。
「特・捜・本」のトップは1週だけで終わってしまいましたね。
「ワンドゥギ」が500万人を超えました。「最終兵器 弓」や「サニー」にどれだけ迫るか・・・?
今週の初登場はめずらしく2位の「ぞっとする恋愛」だけ。原題は「오싹한 연애」なのですが、これを「不気味な恋愛」と訳すか、「ぞっとする恋愛」とするか? 関係サイトでは前者の方が多いようですが、ヌルボの感覚でとりあえず後者にしておきました。内容は、霊感があり幽霊が見えるため恋ができないヒロイン(ソン・イェジン)と、本当は幽霊が怖いのにホラーマジックをするマジシャン(イ・ミンギ)のラブストーリー。恋を邪魔するのが幽霊? ややこしい設定を考えつくもんですねー・・・。とロマンチック・コメディーとホラーの組み合わせとはねー。「朝日」の記事には「ソン・イェジン 新作映画で清純派からの脱皮図る」とありました。とっくに脱皮しちゃってるとヌルボは思ってたんですけど・・・。