学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

市河寛斎と蝉橋

2010-07-12 | 東島誠『自由にしてケシカラン人々の世紀』
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年 7月12日(月)12時50分19秒

帰省したついでに群馬県南牧村の「蝉の渓谷」に行ってみました。
ここには加賀出身で京都東山双林寺に芭蕉堂を造ったので有名な高桑闌更が「蝉碑」なるものを建立しているのですが、「蝉碑」に向かう石段の上り口に市河寛斎の「蝉橋」の碑があります。
「蝉碑」が明和9年(1772)建立であるのに対し、こちらは昭和62年と随分新しいものですが、なかなか風景になじんでいましたね。
「蝉橋」の碑の横には、市河寛斎のご子孫による解説を記したもう一つの石碑が並んでいますが、その中には「江湖」の二字もありました。

「蝉碑」

※写真
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