学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

「石母田正の父とその周辺」

2014-03-28 | 石母田正の父とその周辺
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2014年 3月28日(金)20時27分50秒

掲示板投稿の保管庫にしているブログ「学問空間」にて、カテゴリー「石母田正の父とその周辺」を新設しました。

http://blog.goo.ne.jp/daikanjin/c/ecc7972bf7c00747a1e8f1adb4c25a4c

タイトルは以前纏めたカテゴリー「網野善彦の父とその周辺」と揃えてみました。

http://blog.goo.ne.jp/daikanjin/c/a9ab45770a418a97b1ce43a79826bb4d

4ヶ月前の時点では石母田正氏に何の親しみも尊敬の念も覚えず、『中世的世界の形成』すらまともに読んだことがなかった私ですが、今では親戚のおじさんみたいな感じになりました。
ここまでのめり込んだ理由のひとつは大震災後、石巻に土地勘が出来ていたことで、何で石巻から石母田氏のようなタイプの歴史家が出たのだろう、という疑問がありました。
まあ、様々な偶然から石母田氏は石巻に生まれ、恐ろしいほど明敏な頭脳を持ちながら、仙台での旧制高校時代に当時流行の最先端だった共産主義思想に関わり、通常のエリートコースからはずれて歴史の渦の中に自ら飛び込んで行った訳で、なかなかドラマチックな人生ですね。

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