学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

「捏造だけが人生だ」(by 吉田兼倶?)

2014-04-15 | 石母田正の父とその周辺
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2014年 4月15日(火)21時52分33秒

>筆綾丸さん
ありがとうございます。
そうですか。
新たな展望が開けたというより、「そして誰もいなくなった」という感じみたいですね。
吉田兼倶(1435~1511)については井上智勝氏の『近世の神社と朝廷権威』あたりしか読んでいませんが、「神祇管領長上」にしろ「宗源宣旨」にしろ偽造・捏造だらけなので、偽系図くらいで驚いてはいけないんでしょうね。
変わった人、というか一種の化け物ですが、知識は豊富だから意図的に捏造されたら同時代の人だって見抜くのは大変だったでしょうし、まして時代を経たら捏造の結果自体が伝統になってしまいますからねー。
吉田神社の大元宮、一度行ったことがありますが、いかにも胡散臭い感じがして、あまりきちんとお参りしませんでした。

吉田神社公式サイト
http://www5.ocn.ne.jp/~yosida/

大元宮(個人サイト「神社参拝記」内)
http://www.geocities.jp/miniuzi0502/jinjadistant/kyoto/daigenkyu.html

※筆綾丸さんの下記投稿へのレスです。
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/7289


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