投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2013年11月 9日(土)23時46分54秒
>筆綾丸さん
昨日、東北歴史博物館に行ったので図書室で松本和也氏の論文を読もうとしたら、『歴史評論』自体が存在していませんでした。
頭が痛いです。
『早実研究紀要』第47号(2013年)には松本氏の「信長の比叡山焼き討ちに関するイエズス会の見解」という論文が出ているそうで、ということは松本氏は未だに高校の先生なんですね。
ちょっともったいない感じがしますね。
※筆綾丸さんの下記投稿へのレスです。
criminally insane 2013/11/08(金) 23:11:31
小太郎さん
松本和也氏の論文は、僭越ですが、良いものだと思いました。
http://www.stop-sagi.com/246kei.html
昨今の浅ましい食品騒動は、不当景品類及び不当表示防止法などというゆるいう法律ではなく、刑法の「詐欺罪」の構成要件に該当するような気がしますが、警察や検察の出る幕ではないようですね。単価の高い品を単価の安い品に「誤表示」してしまったという例も、ただの過失なら確率的にありえてもいいのに、一件もないというのは不思議といえば不思議です。
ある週刊誌に roadkill(道路で車に轢かれた動物の死骸)という単語があり、むかし、nuclear weapons を new killer weapons と言っていた大統領がアメリカにいたなあ、などと思いながら、電子辞書で kill を調べると、次のような例文がありました。
-----------------------------
The killer was declared criminally insane.
殺人者は刑法上精神異常であると断言された。
-----------------------------
度胆を抜かれて、電子辞書の中にあるオックスフォード英仏辞典で to be criminally insane の仏語を確認すると、当然のことですが、être en état de deménce(心神喪失状態)となっています。例文は、殺人犯は心神喪失とされた、とでも訳さなければならぬはずですが、いまもなお、こんな凄い訳が堂々と流通しているのですね。「刑法上精神異常」は強烈すぎますが、「断言」も奇怪で、この場合の declare はおそらく判決のことなんでしょうね。ちなみに、辞書はジーニアス英和大辞典です。言うまでもなく、外国語は難しいものですが、それにしても・・・。
小太郎さん
松本和也氏の論文は、僭越ですが、良いものだと思いました。
http://www.stop-sagi.com/246kei.html
昨今の浅ましい食品騒動は、不当景品類及び不当表示防止法などというゆるいう法律ではなく、刑法の「詐欺罪」の構成要件に該当するような気がしますが、警察や検察の出る幕ではないようですね。単価の高い品を単価の安い品に「誤表示」してしまったという例も、ただの過失なら確率的にありえてもいいのに、一件もないというのは不思議といえば不思議です。
ある週刊誌に roadkill(道路で車に轢かれた動物の死骸)という単語があり、むかし、nuclear weapons を new killer weapons と言っていた大統領がアメリカにいたなあ、などと思いながら、電子辞書で kill を調べると、次のような例文がありました。
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The killer was declared criminally insane.
殺人者は刑法上精神異常であると断言された。
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度胆を抜かれて、電子辞書の中にあるオックスフォード英仏辞典で to be criminally insane の仏語を確認すると、当然のことですが、être en état de deménce(心神喪失状態)となっています。例文は、殺人犯は心神喪失とされた、とでも訳さなければならぬはずですが、いまもなお、こんな凄い訳が堂々と流通しているのですね。「刑法上精神異常」は強烈すぎますが、「断言」も奇怪で、この場合の declare はおそらく判決のことなんでしょうね。ちなみに、辞書はジーニアス英和大辞典です。言うまでもなく、外国語は難しいものですが、それにしても・・・。