学問空間

『承久記』『五代帝王物語』『とはずがたり』『増鏡』『太平記』『梅松論』等を素材として中世史と中世文学を研究しています。

入間田の八雲神社(その2)

2012-06-29 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年 6月29日(金)08時28分0秒

拝殿に掲げられていた絵額の内、左は富士の巻狩りだと思いますが、ずいぶん大胆な構図ですね。
パラソルの下にいる源頼朝はどことなく中国人風で、荒れ狂う巨大なイノシシに周囲が慌てふためく様子はまるで「もののけ姫」みたいな感じ。
右下に「奉納 大正三年五月十五日」と書かれており、古いものではないですね。
右の絵のテーマは何ですかね。

※写真
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/6455
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入間田の八雲神社(その1)

2012-06-29 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年 6月29日(金)08時23分4秒

宮城県柴田郡柴田町に入間田(いりまだ)という地名があって、東北大学名誉教授の入間田宣夫(いるまだ・のぶお)氏のお名前を連想させるので、何となく気になっていたのですが、昨日行ってみました。
柴田町の公式サイトを見ても特別な記述はなく、正直あまり期待していなかったのですが、中世に開発された荘園なのだろうと思わせる雰囲気が残っていましたね。
地区の奥の方に八雲神社があり、ずいぶん斬新なデザインの石灯籠があるなあと思って近づいたところ、地震で上部が壊れていただけでした。
ま、それでも元々かなり凝った作りの石灯籠ではありますね。
森の中の長い石段を登って行くと、楼門の奥に立派な拝殿・本殿・鐘楼や鉄製の灯籠があって、地域の豊かさを感じさせました。
一番下の写真、鉄灯籠が左側だけに存在していて若干不自然ですが、右側のが地震で倒壊した訳ではなく、元々なかったみたいですね。

「入間田ホタルの里」
http://www016.upp.so-net.ne.jp/otenki/tukinoki/irumada-hotaru.htm
「星・宙・標石・之波太(しばた)」
http://blog.goo.ne.jp/toyowoomera/e/b11b82e8db42315ffa6b0997353403a2

※写真
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/6454
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