冷たい。

朝は冷こい。
今日も西の山へ行く。
相変わらずトラ子は道草と言うか親が通った後を付けて谷底まで下りて行き下でガサガサ音を立てていた。
上まで上がってくるのを待っていると５分後に上がってくる。
平気な顔である、別にはぐれて不安になり親やわしを探すようではない、クマ子は谷を１０ｍ程降りかけて引き返しわしの足元に居た。
そんなわけで今日もトラ子は３度ほど３０ｍ以上遅れることが有ったが待っているとひょこひょこ小走りで追いついて来た。
何故かミズバナガ出る、花粉症？、どうにか散歩を終えて帰宅。
今日は休養日にしよう。

（何かを捜索中？の子犬たち）

イチゴ。

（美味そうだろう）
ハウスイチゴ狩りがわしのヤマドリ猟の巣だった土成で盛んである。
３月ごろからやっているのだが今日妹婿（義弟）が行って来たそうで夕方妹が届けてくれる。
お返しにイノシシ肉を少しだけ渡す。
今夜は思い切り食べよう。
ところで昼間罠をテレビを見ながら片手間に作っていたのだが合計６０個溜まった、以前から有るのと合わせると８０セットも出来上がる。
もうこれで１１月１５日を待つだけです。（先が長いなあ）
それでもまだ上部が５個位あるので今夜作って残りの材料を仕舞えば少しは部屋が片付きます。（今は足の踏み場なし）
作業を一段落させて夕方の散歩に裏山へ行く。
適当に遊ばせたがトラ子は道草を食うので３０ｍ位遅れる事がしばしばある。
多分何かの匂いが有れば好奇心？なのかいつも確認しているように見える。
ウズラを使えば猟付は早い事だろう。
遅れたトラ子を口笛で呼ぶと坂の上から転げるように走ってくる。
足元に居ると踏みそうになる、事実たまに足を踏むと大げさに悲鳴を上げる。
こんな小さい奴の体を踏んだら大変なのでしばらくは気を遣う。
散歩終了無事帰宅。
野球でも見ながら作業をちょっとだけしよう。

（クマ子に比べて鼻を使うトラ子）

親を呼び鳴く。

（前方を覗う素振り）
今朝は西の大きな谷へ行って見る。
約１か月ぶりだ。
子犬たちには初めて入る谷である。
コジュケイが居るので運が良ければ会えるかもとの思いとイノシシは残っているのかを確認することも兼ねていた。
奥へ行く途中で林道脇からヤマシギが飛び立ったが姫が出したと言うより近づいてとたんに飛び上って逃げた。
子犬たちは反応せず。
谷の奥で姫がウサギでも追ったのだろう付いて行った子犬たちは声が聞こえる遠さでキャオーンキャオーンと情けない鳴き声を上げて親を呼んでいる。
姫は山奥へ獲物を追っているので見向きもしていないだろう。
わしが口笛で呼びながら待つこと１０分、やっと２匹が転げるように帰ってきた。
どうしても親について山を歩くのでこれからは引き返すことが出来なくなることが多くなってくる。
わしの待ち時間が多く長くなるだろう。
子犬たちはのどが渇けば道から谷まで下りて行き水を飲むすべも知っている様だ。
姫を残して引き返す途中でトラ子がヤマシギが飛び立った場所で臭いを取、探し出す。
昨日のコジュケイと言い今朝のこの動きは確実に猟付が早い犬の様だ、クマ子は反応せず。
このまま無事育てば生後５か月（真夏の盆頃）にもなれば自分で鳥を出す様に思う。（希望でもあるのだが）
帰宅途中でクマ子は寝ころんだので今朝は散歩で疲れたようです。
イノシシの３０ｋｇほどの足跡が有ったので良かった。
８時過ぎに帰宅。

（谷まで下りて水を飲む２匹）

強風が。

昼間のポカポカ陽気が夕方は強風に変わる。
裏山散歩道近くの桜の花びらは強風で飛ばされている。
散歩中に子犬のクマ子が食べたものをあげた。
格別体調不良のようには見えないし元気に走る。
直ぐにまた好きなおやつを必死で食べるので心配ないだろう。
トラ子はスローな動きだが元気である、ただ道草が多い。
それでも今朝のコジュケイの残臭に対しては見込みのある動きをしていた。
まだ、ウズラにも当てていないのだがわしの最初の感では俊敏な動きのクマ子が猟能は上だろうと見ていたが違うかもしれない？。
車に乗るのは２匹とも無理だが山へ着くと小柄なクマ子は飛び降りる、デブのトラ子は抱いて降ろしている。
同じ生まれでも２か月近くたつとそれぞれ違う個性も見えてくるので面白い。
風が強い中の散歩を終えて帰宅。
裏庭で昼間に半田上げをしたワイヤーの端末を研磨していたら６時半になる、今夜は新品の罠を作ろう。
３０セット位作ると売るほど？在庫が出来るだろう。
さあ、夕食抜きで頑張ろう。

前途有望？。

（４０個出来上がる）
昨日は追加で結局４０セット作り上げた。
獲物が掛からずに撤去して仕舞ったのが２０セット位有ったので早くも６０セットは確保出来ました。
今日から新品（何もかも）を２０セット位作れば罠つくりは終了です。
ところで我が家の子犬は将来有望である。（親ばか）
今朝は久しぶりに西の山へ行って見る。
姫は谷を降りて西方面へ行ったが子犬とチビで本渓の奥へ歩いて行く。
子犬がチビより先を歩いて行く事も有るし子犬たちだけで谷の底まで下りて行きごそごそしていることが多くなってきた。
小尾根まで登ったがイノシシの気配は無し。
引き返す途中で子犬達が立ち止まるがチビは先を歩いているのでわしも車の方へ歩いて行くと子犬とわしの間左３ｍの繁みよりコジュケイが飛び出す。
チビは反応せず、子犬たちは立ち止まっているのでわしが道から２ｍ程入ると子犬たちも付いてくる。
そこからの動きを見ていると２匹とも緊張して体を低くしながらコジュケイの這った跡を鼻を使って辿っている。
時々顔を上げて確認する素振りを見せる。
どちらかと言うと俊敏なクマの方は早目に諦めたが動作の鈍いトラは何度もコジュケイの飛び立ち後辺りをまいまいしてしつこく探す。
まだ、何も鳥の匂いは教えていないのにこの動き、生後２か月に成っていないので将来有望である。
しばらくしてトラが諦めて道へ出たので先に帰っているクマやチビと車に帰る。
姫を待っていると西へ行ったはずの姫が左の枝谷で激しく吠えだす、イノシシを見つけた様だが５回ほど吠えただけで声は聞こえなくなった。
大きなイノシシだったようだ。
５分後に姫が帰ってきた、びしょ濡れである。
今朝の散歩終了帰宅。

（子犬たちだけで谷の向こう斜面を探している？様子）

３０セット出来た。

午前中、３年ほど前から世話になっているTさんの会社へ行った。
頼んでいたイノシシの止め刺し用の槍？先が出来たという連絡を受けての事である。
ステンレス製だが全体に太いように思えるので帰宅後グラインダーで削るも中々硬くて上手く行かないので作業は取り止めている。
猟期までに恰好が付けばよいので・・・・・・。
午後は罠を作った、夕方の散歩までに３０セット出来た。
新品の４０セット分はワイヤー下部を作らないと足らなくなってきた。
まあこれも時間のゆとりは十分有ります。
で、夕方の散歩でも子犬たちは元気である。
おやつの猪肉と干しイモはよく食べてくれる。
今夜も焼き肉を作って置いておこう。

振り回される。

昨日か今日辺りにグレ釣りに行きたかったのだが罠つくりで気を紛らす。
新聞では先日うねりで上がれなかった磯で大きなグレが釣れていた。
いつかの機会にわしも釣りたいのだが・・・・・・。（何時になるやら？）
さて、今朝も気持ちの良い山へ出かける。
子犬たちは少し自我が出てきたのか以前ならはぐれまいと必死で親かわしの後についてきていたのだが最近は離れても平気で子犬達だけで谷へ下りて何かを探す素振りをよく見せるように成ってきた。
今朝も何度か降りて行き長い距離（子犬にとって）を道から外れて歩いていた。
特に帰り道では深い谷へ降りて行くので呼び返すとクマは道へ上がり散歩道を追いかけて戻ったがトラはそのまま下流へ行き出てこない。
口笛や声に出して読んでも反応なし。
５分もした頃横にいた姫が谷を見ているのでその先にトラが居るのが解り、再度口笛を吹く。
しばらくして斜面を登ってきたトラが顔を出しこちらを見ている、呼ぶと直ぐに来ずやっと納得したのか道まで登ってきた。
迷って親方や親犬にはぐれてやっと逢えたときの嬉しそうな素振りをしないので自分で谷で何かを探していたのだろうか？。（まだ早すぎると思うのだが）
まあ、徐々に成長している様だ。
今朝のおやつにイノシシの焼き肉を小指の先半分ほどにさいの目に切ったものを持参していて子犬に与えると喜んで食べる。
これなら冷凍庫にあるわし用の肉は全部子犬たちに回すことになるだろう。
ところで南の谷のタラの木を真ん中から切り倒している馬鹿が居た。
自転車の跡が２台付いていたのでこの近辺を闇籠を積んで走っている２人連れのおばさんだろう。
芽だけを摘めばいいものを根こそぎ切り倒しては来年以降どうするのだ。
こんな連中には山へ入ってほしくないがわしの山でないので仕方なし。（ほんでも腹が立つ）
さあ今日も罠を作ろう。

（谷へ降りて何かを探す素振りの子犬たち）

暇に任せて罠つくり。

今日はワイヤー上部以外は再用品を利用して罠を作った。
修理したバネがパイプに収まるかどうかが気がかりだ、収まらなければバネの取り換えになるので使えるように直したのだが出来具合はどうでしょう？。
４０セットは再用バネで４０セットは全部新品で作るので８０セット位作って置けば来期に十分余裕が有るだろう。（イノシシが居ないので）
そんなに急いで作ることも無いのだが材料が準備できて暇を持て余しているのでボチボチ作ります。
夕方の散歩も子犬たちが待ちわびていて車に乗ろうと走っていき乗せてやるのを待っている。
生後２か月足らずの子犬でも習慣付ければ覚えて来るものですね。
ただ、今日もトラが道草を食い谷の藪へ入っていき５分以上出てこず。
鳴きもしなかったので何かを探している様子だった、獲物を追うには少し早いので単なる道草かもしれないが藪入りは悪くない。
やっと道へ出てきたので口笛で呼ぶと必死で走ってきた。
呼べば傍まで来るようになればかわいさも増してくるものだ。
ただ、離乳食の缶詰や調理してやったものはあまり食べない、親と一緒のから揚げを咥えて小屋の隅でかじっている。
まあ、ドックフードも食べている様なので飢え死にすることは無いだろう。
さあ、今夜も罠を作ろうか。

振り回される。

（この奥で降りてこれずに鳴き声を上げるが呼ぶと降りてきた）
子犬たちは２月１２日生まれなのでまだ２か月に成っていない。
それを山へ連れて行くのだから色々と気を遣う。
昨日の朝の様に行方不明（わしが？）になる事も有るので目を離せない。
今朝も散歩に行く前から連れて行けと言うばかりにもぶり付いてきて車の後ろへ走っていく。
抱いて乗せて置き親犬達を小屋から出す。
山へ着いたら尾根まで登る散歩道へ誘導して歩く。
足腰はかなりしっかりして来て最初のころの様に立ち止まり鳴き声を上げて親を呼ぶような事も殆どなくなる。
鼻は良いようで親の通った後を辿って山を歩いている様だ。
後はもう少ししたら冷凍してあるヤマドリの羽や皮を使い遊ばそう。
近くにウズラを販売している小鳥店が無いので皮で訓練？しています。
まあ、イノシシの罠猟をし出してからヤマドリ猟がお留守になっているので昔みたいに熱心に鳥猟犬に仕込む努力？はしていないのが現状です。
親の姫について行けば自然に覚えるでしょう。
さて、今朝も中腹で子犬たちが道を外れて谷へ下りて行き上流へ何かを探す様に登っていく。
わしが５０ｍ程道を上へ上がると姫が降りてきた。
すると左の谷から子犬たちが斜面を登って道まで上がってくる。
姫に置いて行かれたが匂いを辿っての行動でした。
ただ尾根近くでは羊歯の中まで入り込み姫が降りてきたのに出てこれず１度鳴き声を上げたがわしが口笛で呼ぶと転げるように走り降りてきた。
当分子犬たちに振り回されるがこれも子飼いからの楽しみです。

（帰り道で疲れ気味の子犬たち）

工具が悪い。

（夕方子犬たちが何かの匂いを付けて３０ｍも竹やぶの奥へ行く、多分姫が歩いた跡かもしれない）
罠のワイヤーを切断したりスリーブをかしめる工具が５年ほど使っていると切れが悪くなり隙間が出来たのか芯の部分が切れずに何度も動かして最後はニッパで切る始末である。
その切り口のささくれを半田あげする。
端末処理だがワイヤーが綺麗に切れていないので半田も盛り上がる。
すると接続箇所に使うスリーブ内に収まらない。
今日は朝から罠の撚り戻しから上部のワイヤーの処理をグラインダーで削ったのだが１４０カ所処理をしたのにまともに出来ていたのは２０カ所程で残りは再度削る必要が有った。
夕方犬達と山を歩いて来た後で出来の悪かったもの（殆ど）を再度削る作業を裏庭でする。
腰が痛くなり往生したが６時半うす暗くなってどうにか作業が終わる。
後は夜なべにイノシシの足を括れる様に加工して次の作業にかかることになるのだが上部のみ７０セット程作る予定なのでボチボチやります。

（ワイヤーと砥石）