(幸運にもヤマドリのメスが写っています)
今朝は栗拾いを諦めて2週間ぶりに裏山の尾根まで登る。
100m程歩いたところで前を行く姫が出す前に鳥が早立ちする。
「クポクポ」の危険鳴きと羽音でヤマドリと分かるがこの山では過去15年余りでヤマドリの姿を見たり羽音を聞いたのは10回くらいしかない。
と言うことは年に1度合うかどうかなのだが今飛び立ったのは2羽のはずだ。
姫がイノシシとは違う鳴き声で「キャウンキャウン」と木の上を見上げもどかし鳴きをしている。
大きな木と竹で暗くて見えないがそばへ寄ると1羽ヤマドリが右のクスノキに飛ぶ、もう1羽は南へ飛んだようだ。
暗いのだがヤマドリが飛び込んだクスノキの辺りをズームして写真を撮る。
(ヤマドリの姿の確認は出来ないまま)
シャッターを切ったらヤマドリが南へ飛ぶ、メスだ。
普段なら飛んだ方向へ走る姫だが今朝は追わず。
先に現地を通っている若犬2匹が居ない。
道の横にヤマドリは居たので見逃すはずはないのだが手前から何かの動物を追っていったのだろうか?。
追いついてきたチビと姫で尾根を目指して歩く。
50mも登った時に頭の上の大きな木からヤマドリが下る、雄雌の判別できず。
多分オス1羽にメス2羽の1家が居たのであろう。
北の尾根筋は太陽光発電で山が無くなっているし常時水は流れていない枯れ谷で餌のシダ類は少ないし、ムカゴも少ないのだが何故ヤマドリが居たのだろうか?。
どちらにせよわしにとっては嬉しいことです。(銃猟禁止区域で撃つことは出来ませんが)
尾根まで登りヌタ場を見ると昨夜泥浴びをしています。
横に小さな小さなウリ坊の足跡もついているのでメスの中形の様だ。
尾根で笛を吹き若犬たちを呼び姫とチビを連れて30m降りた所で下から登ってきたクマ子とトラ子に出会う。
何かを追っていたようで興奮気味である。
なだめて降りてくる。
車まで戻ると先に降りた若犬が居ない、姫が走り出した。
「いかん、何な?」
集落の方向へ走ったので心配したが直ぐにコジュケイが数羽危険鳴きしだした、コジュケイを見つけて走ったようだがその後20分3匹は帰らず。
「あああ、困ったもんだ」
チビとラジヲを聞きながら待たされてどうにか戻った3匹を乗せて帰宅。
台風以降荒れていた海だが明後日は磯釣りに行けるような気もするのだが・・・・・・・。
(倒木をイノシシが跨いだ跡がついている)
(泥で白くなったウラジロ羊歯)
(昨日イノシシが来ていたヌタ場)