キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

令和初日

2019年05月01日 | Weblog
令和になり、皆さん平成を振り返って平和ないい時代だったと回想していたが、僕にはバブル崩壊から失われた20年に続く実に嫌な時代だったとの印象しかない。
したがって新しい年号の令和になることは大いに歓迎で、活力のあるいい時代になって欲しいと切に願っている。
天皇が存命中に元号を変えることも一般的だったし、譲位も珍しいことでは無いが、何しろ戦争に負けて皇室典範で一々行動が制約されているから、改元も皇位継承も特例法が必要だったし、伝統に則って儀式を行うことも制約される。
退位の儀を観たが、洋服を着て板の間で行う詰まらないものだった。
儀式というのはあまり伝統を変更しちゃいけないものだと思う。
即位式も内外に威厳を示すものであるから、ありったけのカネを使い豪華に厳かに行って欲しい。
もっとも皇室が国民に開かれたものになって、象徴の意味合いも薄れてしまうだろうけどね。

平成最期の夜は、鰹の刺身、厚揚げの山椒焼き、赤芽煮、ヒジキ煮などで質素にいただき、眩暈が良くならないので酒は控え焙じ茶を飲んだ。
何となくTVでニュースを観ながら、9時から始まる桑田佳祐の「ひとり紅白歌合戦」を待った。
先日も同じのを観たが、少し内容が違うようなことをナレーターの桑子真帆アナウンサーが喋っていたが、少なくとも桑田のインタヴューは前回と同じだった。
それでも面白かったな。
その後平成の食文化を振り返る番組をNHK総合でやっていたので30分ほど見て寝た。

午後に観た平成最期のプレシネのことも書いて置かなくちゃ。
「Stand By Me」1986年米映画、1959年のオレゴンの片田舎で12歳の少年4人が死体探索の旅に出る。
12歳と云うと小学校高学年だが、女に興味があるが中々どう付き合っていいか分からず、ましてや一番の望みであるセックスなども出来ないことが多い、そこで同じ欲望を持つ同級生たちと毎日のようにつるんで欲求不満を遊びで解消しているときだ。
今になると、勇気を出して、僕に好意を持っていた女の子とセックスをしてしまえばよかったのになあとも思うが、きっと癖になって、何度もセックスをしているうちに、避妊も知らないから相手が妊娠して大ごとになっていただろうなあ。
振り返ってみるとセクシャルな能力は、その頃からハイティーンの頃が一番高かった。

赤松啓介によれば、昔、村の成人儀式である筆おろしは、14歳になると村の後家や女房が森の神社に籠り、筆おろしの相手をしていたらしいが、セックスの技量が高い女に指導されれば、失敗してトラウマになることも無く、しかも思う存分射精出来て良かったろうなあと羨みながら読んだ記憶がある。
しかし凄いのは、この儀式の後、何人かは妊娠するのだが、その子供は村の子供として村長や余裕のある人が引き取って育てたところにある。

この映画では女の子のことは一切出て来ず、子供ながら将来に向けての話や、冒険や兄貴たちに対する反抗などを通して世の中に立ち向かい始めた男の子たちを描いていた。

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