巨人戦を娘と観る

8畳で涼みながら飲んでいると変な救急音が響いて、野次馬根性旺盛な妻が表に飛び出していった。

その間隙を縫うように誰かがやって来たと思ったら娘だった。

イナリヤトを〆て、新規開店の店に寄って挨拶をして、自転車を飛ばして来たらしく、汗びっしょりだった。

台所の扇風機を全開にして、カンパリソーダを作って飲ませた。

僕がモヒートを手にしていたので、ミントはもう無いのかと聞かれたが、全部使っちゃった。

店に出している有機野菜の農家のIさんが作った、ホッブとバジルがあると、それを使ってカクテルを作って飲んでみた。

最近分かったが、娘は野球が好きで、多分家にはTVが無いので、家に来ると巨人戦やってないのかと観たがる。

父はノンプロでピッチャーをやっていて、大の野球好きで巨人ファン、母は好きでもなかったのに毎日一緒に観せられ、孫たちも一緒に観ていたに違いない。

父が死んでから、母は巨人戦を必ず観たし、娘も巨人戦が好きなので、父の好みが孫の代まで遺伝したということのようだ。

娘が飲んでいるのに飲まないわけにはいからいから、ジンソーダ、カンパリソーダと4,5杯飲んじゃった。

巨人戦を見ながら娘と飲めるなんて、多分すごく幸せなことなんだろうね。

モヒート擬き

夕方のサイクリングで城山公園のほうまで行き、運動をして、ミントを採集して帰って来た。

風呂に入り、甚平を着て台所でモヒートを作った。

もう10年以上前にこのカクテルに夢中になって研究したものだが、あっさりとレシピを忘れていて、兎に角ミントとホワイトラムがあればいいやと思い、飲んでみると濃いのでソーダで割ってみた。

かなり美味かったので同じのを2杯飲んで、茹で玉蜀黍、トマトと夏野菜おすーぷ、メジマグロの兜煮を肴に飲んだ。

もう一杯作って、それを持って8畳へやって来てレシピを確認してみたら、ライムを入れるのだった。

シロップは甘くなるので敢えて入れなかったが、確かにライムが無いとぼけた感じはあったが、シロップが無い分バランスされているかも。

ライムなんて近所で植えているやつがいないので、近所のスダチを代用するんだけど、昨日見たらまだ小さくてね、あれじゃあ果肉に水分が無くて使えない。

ともあれ入手したハバナクラブでモヒートを作って飲んだ。

夏の昼寝は心地よい

昼に五目焼きそばを食べた後、妻と一緒にうなぎパイを食べながら、ボーッと大河ドラマを観ていたが、別に観たいわけじゃないので8畳へやってきたが、40分が過ぎていた。

取り合えず暑いので、27℃に冷房を設定して中森明菜のシングル曲集を聴いていたが、眠くなり、隣の部屋のベッドになだれ込んだら、すっかり眠ってしまい、目が覚めたら5時前だった。

何だかんだで3時間くらいは昼寝をしたわけだが、随分気持ちが良かったね。

暑いので何かをやるわけじゃないのに、存在しているだけで疲れるみたいだなあ、情けないような気もするが、人間気持ちよく眠れるってのは何よりだ。

それにしても午前中買い物で小一時間外出したが、それっきりほとんど横になっていたので、自転車でひとっ走りでかけてこようと思う。

日が翳った夏の風景というのはチョットいいもんでね。

サルファーフリーのワイン

ワインについても、大手の安いものにはかなり色々な食品添加物が入っていて、輸入するときに、こんなの入れてるんだと驚いた。

質のいいブドウからきちんと品質管理をして造れば、添加物は硫黄化合物だけでいいし、最近はサルファーフリーと称して、それも添加しないで造っているものまである。

以前は技術が確立していなかったこともあり、かなり酸化しているワインもあったが、今では美味しいサルファーフリーワインが出来ている。

そして何よりも、サルファーフリーのワインからは硫黄の臭いがしないから、これに馴れると硫黄が添加されているワインが臭くて飲めなくなる。

15年以上前、イタリアのメーカーと一緒にサルファーフリーのワインを造ったときには、全ての段階での品質管理に気を配るようになり、結果として美味しいワインが出来るようになった。

オーナーは日本人が無理なことを行って来たと思ったらしいが、エノロジストのオッサンと僕が丁々発止やっていた緊張感や、ものを作り上げる現場に参加できたことを痛く喜んだ。

もちろん硫黄はワインの酸化を防ぎ、発酵を促進し、殺菌効果があり、退色を防ぐなど非常に多岐にわたる働きをするから、大昔から使われてきた。

硫黄アレルギーが無ければ害もないし、閾値以下であれば匂いも感じないから目を吊り上げて悪者扱いをするつもりはない。

但し、オールマイティーに近い添加物であるから、それに頼りすぎいると、本来やるべき品質管理が甘くなり、品質低下を起こす要因となるということだ。

何度もお話しているが、ワインに含まれている一番害が大きい物質はアルコールである。

くれぐれも、ご注意怠りなく！！！

食品添加物が気になりだして

今年は梅雨が軽かったね、今はすっかり夏の様相を呈していて、この後雨降るんだろうか？

農作物のことを考えると多少の雨が必要なんだけど、人間にとっても雨の日は気温が下がるから、恵みの雨ってことになる。

JA湘南北口へ行ったが、ここのところ胡瓜の入荷量が少なくてね、茄子はいっぱいあるんだだけど、こんなに早く胡瓜が無くなってしまうと困るんだけどなあ。

獲りたての胡瓜を5時間ほど糠に漬けたのが、パキンと折れて瑞々しくて一番美味いと思う。

生に金山寺味噌もいいけど、糠漬けのほうが一杯食べられてしかも飽きない。

茄子のほうは相変わらず味噌汁の実とオイル焼で毎朝食べているが、これも飽きないなあ。

胡瓜と茄子があれば後は時々魚があればそれでいいって感じがするなあ。

帰りに勝負前公園で運動をしたけど、きちんとワンセットやらずに終わりにしてしまった。

無意識だったけど、暑さのせいでブレーキがかかったのかな。

家に帰って水分補給を、久し振りにオールフリーでやった。

10年くらい前からかなあ、ノンアルコールビールはサントリーのこれが美味くて、去年までは定期便で届けてもらっていたが、長男が添加物が多いんでハムソーセージなどの肉の加工品を喰わなくなってから、添加物は肉に限らずあらゆる既成食品に入っているので、出来合いのものを口にしなくなったが、考えてみればこのノンアルコール飲料も添加物のオンパレードなので敬遠するようになった。

去年の残りが数本あったのを、この暑さで妻が冷蔵庫に入れて置いたのだ。

チョットだけ掃除をした

塵取りと娘にもらったタイ土産の小型の箒で8畳の机の周りを掃いた。

クリップだとかホチキスだとかゴミだとかが気持ちよく獲れるので、割と掃除するの好きなんだけど、かなり汚れてからでないとこの快感が得られない。

だから普段は安物のカーペットの上は汚い。

母は綺麗好きでしょっちゅう掃除をしていたが、その遺伝子は引き継がれなかったと見え、掃除は酷く苦手だ。

それでもこうやって時々成果がハッキリするくらい汚れるとやるんだな。

今年になってから気がついたんだけど、いっぺんに整理整頓をするってのは得策じゃなく、目に付いたところから毎日少しづつやって置くのが、思いの外効果的であることが分かった。

この年になって分かったんだから手遅れもいいところなんだけど、それでもまだすぐに死ぬわけじゃないから残りの時間、このようにものを考えてやって行けばいいんじゃないか。

これ以上我慢が出来ないと云うところまで引き延ばし一気にやって、途中で力尽きてしまう事を繰り返してきたが、思えば学問も日々の積み重ねが重要なんだけど、それが出来なかったので大成しなかった。

まあ学問のほうもまだすぐ死ぬわけじゃないから毎日コツコツやるとするか。

だが、マラソンで35㎞を過ぎてから急に良いフォームを変えて走っても結果は良くないから、同じフォームで走り抜けとも云われてるなあ。

朝飯が美味い

昨夜はベッドに横になって音楽を聴いていたら眠ってしまい、気がついたら1時だった。

灯りと音楽を消して寝て目が覚めたら5時だった。

次男が起き出して散歩に出た。

27℃に設定して寝たので熟睡できたのかもしれない。

5時に冷房を消して扇風機を掛けて音楽を聴きだしたが、外気温はさして高くなかったような気がする。

6時過ぎに起きて風呂に入った。

夏は寝起きと、午前中の散歩の後と夕方に風呂に入るが、夜暑いと寝る前にも入るので3回から4回入る。

そのたびにパンツとシャツを着替えるから洗濯物が多くなるが、掃除は苦手だが、こと洗濯に関しては妻は嫌いじゃないようなので、もっとも洗濯機に衣類を突っ込むだけのことだが、でもまあ外干しを好むので、それと取り込みは結構手間がかかるがあまり嫌がらない。

朝飯は塩にしてある太刀魚を焼き、シメジと茄子と豆腐の味噌汁を作り、茄子の米油焼、胡瓜の糠漬け、ビーフンサラダで食べた。

朝飯は、三度の食事の中でも一番腹が減っているので美味いね。

昨日のようにキハダマグロの大きな柵があると、大振りに切って、たっぷり刺身が喰えて実に幸せだなんて思う。

廊下のソファーで扇風機の風に当たりながら、間歇的に読書をしているが、「数学を使わない数学の講義」が終わりそうだ。

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