キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

ホヤを喰らう

2024年07月11日 | Weblog
5時に女友達の家に広島土産の酒を取りに行くことになっていたので、ディエゴの赤ワインを持って自転車で出かけた。
日が無くて風が吹いていたので、やけに快適なサイクリングだったが、彼女の家の近くまで来て迷子になった。
山を切り崩して作った新興住宅地は、家にも道にも特色が無いから、何処が何処だか分からない。
電話で住所を聴いてグーグルマップで近くまで行くと、迎えに来てくれていた。

チョット上がっていかないと云われ、缶ビールを2本飲み、その後、広島の同じ蔵の違った酒を開けてくれやので、2杯ばかりご馳走になった。
生酒だったが、落ち着いた味のいい酒だった。
チョット呑んだつもりだが、1時間半が過ぎていて、6時半に辞した。

娘が今日も晩飯を喰いに来るとのことだったので、キハダマグロの刺身、胡瓜と茄子の糠漬け、タジン鍋(もやし、南瓜、玉蜀黍、人参、豚バラ)、空心菜の大蒜炒め、春菊のお浸しを肴に、チューハイを飲んでいた。
小一時間経ってやってきたが、既にその時にはジンソーダ、ハイボールなどを飲んでいた。
娘が飯を喰い終わると急に「忘れた」と叫び、店にお客からもらったホヤを置いてきたことに気がついた。
仙台から送ってもらったホヤで、鮮度が命だから今日喰った方がいいと進言したのを受けて、次男を連れて店にホヤを取りに行った。
小一時間で、車を家に置いて、本人も呑む気満々で、次男にホヤと酒2種を持たせて帰って来た。

娘も僕もホヤの調理の仕方を知らなかったが、以前にやはり仙台の社員が送ってくれた時に処理をした妻は、TVを観ていてその気がなく、仕方なくYouTubeで確認して、僕が調理した。
ホヤの角みたいなところを鋏で切って、中の水を出し、そのホヤ水を二つに分けて取って置いて、殻を取って中身の内臓のようなところを取り除き、一方のホヤ水で洗って、細く切った。
娘に切らせておいた胡瓜の脇に並べて、もう一つのほうのホヤ水を掛けて出来上がり。

ホヤは2個だったが、調理をすると少なくなった。
娘も次男も気味悪がって恐る恐る食べていたが、新鮮だったので酢にすることなく生でそのまま食べて美味かった。
苦みとあっさりした旨味が如何にも大人の味で、久し振りに堪能した。
酒は群馬の土田酒造のもので、焼酎黄麹を使っていると書かれたが、好みの群馬泉と同じタイプの、黄色い色の濃厚な酒だった。

広島の「亀齢」が吞め、思いがけずホヤと群馬の酒が呑めた幸せな日だったな。

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老人よ大いに遊べ

2024年07月11日 | Weblog
9時に次男と約束して散歩に出た。
海風が強いので荒れた海を観ようと海岸へ下りたが、うねりは大したことなかった。
海岸通りを梅沢方面へ歩き、藤田電機前で折り返して、駅を渡り北口のJA湘南へ9:50に予定通り着いた。

仲のいい生産者がデカいピーマンと空心菜を出していたので買って、白茄子、甜瓜、胡瓜、春菊、茗荷を買った。
茗荷を買えると得したような気分になる、夏の薬味としては秀逸だ。
公園で運動をして、その間、次男に花に水をやってもらい、少し遠回りをして10:30に帰った。

茗荷を2袋20個ほど糠床に入れた。
冷やしてある甜瓜を食べた。
それにしても曇り空で風があり過ごしやすい日だ。
風呂に入り、8畳で涼みながら「Snack JUJU」の2枚のアルバムを聴いている。

クソ暑い時に外に出るわけにはいかないから、部屋を密閉してクーラーを入れて読書するというのも悪くないが、今日のように廊下のソファーで風を受けながら読書する方が10倍くらい気分がいい。
「物語日本の歴史」今までの歴史書と違った魅力があるが、これは文体によるものだろうし、平泉史観によるものだろうが、とにかく面白い。
但し、遊びの道具がいっぱいあるもんだから、全く前に進まない。


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玉蜀黍の大量喰い

2024年07月11日 | Weblog
昨日、大磯の先輩のところから玉蜀黍を15本もらって来たが、9本を茹でて食べたが、そう喰えるもんじゃない。
一つには、芯から一粒ずつ取って喰ってるから、我が家では1本を3つに分けて食べているが、その一個を食べるのにかなりの時間を要する。

一遍に多量に食べるときには、妻にお願いしてポタージュスープにしてもらうのだが、これだと2本くらいを5分で胃の腑に納めることが出来る。
問題は牛乳やバターを使い、近頃の玉蜀黍は、50年前のハニー・バンダム革命以来糖度が鰻登りになっているから、脂肪と糖の複合したもっともいけない食べ物であることだ。
いけないモノって大概官能的で美味、綺麗な花に棘があるように、危険と隣り合わせなのだ。
まあ、危険が無くて魅力的なモノはないから、常識通りなんだけどね。

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一晩海風だった

2024年07月11日 | Weblog
昨夜は海風が朝まで拭いて、気温は27℃くらいだったが、湿度が高かった。
湿度が微妙だったが、冷房は止めて扇風機をつけて寝た。
朝4時に足が冷えて目が覚めた。
起きている時には扇風機の風は心地よいが、寝ている時には体温が下がっているせいか、風が当たるところが冷える。
玄関と台所の北の窓を開け、風を南北に通すようにした。
夏は海風と山風が交代で吹くので、南北に風が通るようにするのが、多少でも快適に過ごすためのコツだ。

最近は家の方角などお構いなく土地の形に拠って、もっとも有効な設計をして建て、閉鎖空間をエアコンで管理するから、春夏秋冬の気象の変化に対応する知恵が失われてしまった。
僕より年上の大工の棟梁がその知恵と腕を持っているが、やがて死んでゆくから、それと同時に長年培われた知恵と技術が消滅する。

6時半まで音楽を聴き、朝飯を作った。
シメジと茄子と豆腐の味噌汁、鰆の塩焼き、モロキュウ、茄子の糠漬け、茄子の米油焼、切り昆布煮。
次男は休みなので、僕が食べ終わるころ、散歩から帰ってきて食べ始めた。
散歩に出る前に風呂に入ったらしいから、休日をのんびりと過ごしている。

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