雨が降り続いている、こんな日は音楽三昧と決め込む、
バッハの真髄はカンタータに、モーツァトの真髄はピアノコンチェルトにあり、
そんな意見を耳にした事がある、突き詰めると私も頷くことができる、激しい異論、非難を承知の上で。
更に乱暴だがベートーヴェンはピアノソナタか弦楽四重奏曲か(B,Mの存在する交響曲は外す)
私の最も愛するバッハ、今では現存する1000曲以上の作品群のおよそ7,800のCDを所持しているだろう、
きっかけは青年期にアンセルメのカンタータを聴いたことから始まり、現在に至っている。
およそ200曲のカンタータの中でも最も壮大な曲の一つ、BWV21、我が内に憂いは満ちぬ (Ich hatte viel Bekümmernis)
オランダ・バッハ協会の音楽監督の佐藤俊介氏の演奏指揮する最高の演奏に出会った新たな感激、
リヒター(Karl Richter)大好きなヘレヴェッヘ(Herreweghe)とも聴き比べてみた、
だが圧倒的に Sato ・ Netherlands Bach Societyが素晴らしい、
是非、TV+オーディオセット最後までご覧、お聴きあれ、
バッハの真髄を、古楽器の良さを知っていただきたい、生意気ながら。