見覚えのないバラが咲いた。
このバラは一体どこからやってきたのか?
薔薇の名前、ウンベルト・エーコ・・・
妻に聞いても解らない。
いくら耄碌したからといって全く記憶がないとは。一体どうしたことか・・・
カメラに撮り、調べる。
そしてそのバラがバタースコッチだろうということが解った。
10年ほど前、お客様から頂いたバラ、アンジェラと一緒に頂いたバラ、ということも。
アンジェラは立派に育ち、今でもたくさんの花を咲かせている。
バタースコッチは生育悪く、いつしか消えそうになり、絶命寸前のバラを鉢上げしたかすかな記憶がある。
その後生き続けていたことがこうして立派に復活開花しても信じられない。
忘れ去られたバタースコッチ、これからは大切に見守ってやろうと思う。