生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:自己覚知:幸福な日々の為の自問自答集

2015年03月08日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
夏目漱石、何と素敵な文豪でしょう!たまたま朝日新聞の連載で「三四郎」が好評で、大学時代を懐かしく思い出しながら毎日、愛読しています。美禰子さんが、とうとう煮え切らない三四郎を見限り、恰好のいい青年紳士と結婚してしまいますが、三四郎は、故郷熊本から東京の下宿屋の戻って初めて机の上に美禰子さんからの結婚つ招待状をみつけるドジな青年です。もう本は買わないと決意していたのに、またまた漱石の本を沢山買ってしまいました。話は飛びますが、古代飛鳥奈良時代から明治時代まで、ここ10年近く、色々と本を楽しみ、いよいよ幕末史を読んでいく内に、事件を継続的に書いていく歴史という視点からではなく、明治時代に生き抜いていく青年達の心境に触れたくなり、そこに登場するのが「吾輩はねこである」でした。この本は明治時代の文明評論としては一流のもので、学生時代に読んだ感動の10倍も再読して感動しました。やはり10代の私は遠い過去で、あれから60年も経過した今の私は、この「吾輩はねこである」を再読しつつ、感動の連続でした。三四郎といい、この猫ちゃんといい、それぞれの時代を生き抜いていく私達の人間の生きざま、死にざまを夏目漱石は実に上手に描いています。「生き甲斐の心理学」では「無意識の意識化」を大事にしていますが、優れた文豪の小説は、いとも簡単に、この「無意識の意識化」を手助けしてくれるのを改めて気づきました。音楽や絵画も「無意識の意識化」を助けてくれますが、言語療法をしている「生き甲斐の心理学」では、夏目漱石の使う日本語が実に素晴らしく、改めて夏目先生に感謝しているところです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:<571>



小学校教育 ブログランキングへ



「生涯の研究課題」自分の生き甲斐って何? その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。:


(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分は何処へ旅しているのだ... | トップ | 自分は何処へ旅しているのだ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

第15章自分は何処へ旅してるのか?」カテゴリの最新記事