諦めが肝心と言われますが、これだけは諦めてはいけない領域があります。2,000年間、人類に良い意味でも悪い意味でも影響を与え続けてきたローマン・カトリツクの信仰箇条の中で、何を最大の罪と定義しているかについて説明します。カトリツクの神様は、どんなに大きな罪、例えば殺人、強姦、大きな経済的な犯罪を犯しても、神様の前で謙遜に膝まづき、神様、どうか許して下さいと祈るとその罪を許して下さいます。神様のこの愛と許しを信じない事がカトリツクでは一番大きな罪と定義しています。つまり神様の愛を信じない事、これがカトリツクでの一番大きな罪なのです。神様の愛を信じない罪深さに比較すれば他の事は実に小さなことです。謙遜に神様の前に膝まづく心があると厳しいこの世を生き抜く勇気が湧いてきます。何の為に生きているのか、自分の生き甲斐は何だろう、自分は自分の魂と心と身体を大事にしているだろうか、と自問自答していると必ず心の奥底に暖かいものが湧き出してきます。私に一番好きな聖書の言葉:ルカ23章43節の「あなたは今日、私と一緒に天国にいる」というキリストの言葉です。キリストが十字架に貼り付けにされた時、その隣に並んでいた強盗を犯して貼り付けにされていた人が、隣のキリストに向かって語り掛けたとき、キリストが、その強盗に向かった優しく返事をしたときの言葉です。
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