生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2024年05月21日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
イギリスの大学の研究室には世界各国から集まった青年達がいました。プロフェッショナルサイコセラピストという学位を取る為です。しかし自信を持つ青年は一人もいません。教授は「自分は草原の小さな儚い草の一本」に過ぎないと思っていた青年達に元気を与える為にドーヴァー海峡の軍事要塞だったトンネル(第二次世界大戦の時、チャーチルがここでドイツのロケット爆弾を避けつつ指揮にあたった場所。手術室の隣が食堂だったり、戦死者を一時的に置く広い霊柩室があったり、人によっては亡霊を見る場所。暗い惨めな印象がありました)に案内した後、君達は草原の中の大木だ、というお話をしてくれました、そうして青年達が持つ個性の美を草原の中の大木に例えながら自信を持たせようと努力して下さいました。私は草原の中の柳だ、というイメージをその時以来、持ち続けています。どんな厳しい嵐、雪、災害が襲ってきて柳の葉が落とされたり大木の皮が腐食してはげ落ちても私は今まで立ち続ける事が出来たのはその恩師のお陰でした。
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