大部前の話ですが、直ぐ影響を受ける私でしが、私の大好きな大河ドラマを数回見て、会津藩と明治維新に熱を入れた頃がありました。会津藩家老・西郷頼母(西田敏行さんが演じている)の生き方を注目しています。頼母の家族(母、妻、その子供達:娘達は16歳、13,9,4ン2歳を含む)は戊辰戦争の際に頼母の自宅で21人が自害しています。しかし彼は明治36年まで生き延びています。卑怯者ではなく堂々たる人生ですが生き延びようとするその意思は、まさに私達「生き甲斐の心理学」が望む壮烈な生命力とそれを生き抜く人物なのです。この人の生き抜こうとする態度を古典や歴史の中で意識化すると、この現代社会の複雑な姿を、いかに解釈したら日々の憂鬱な感情が少しは減るか、自分なりの知恵が浮かんできます。日本がまた戦争に巻き込まれないように、それぞれの立場で努力しましょう。
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