五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

不安の取り扱い

2017年11月17日 | 第2章 五感と体感


不安の取り扱い   2017年11月17日

不安感の抱き方は、人それぞれであり、一人の人間の個性の要素の一つでありましょう。
他者の不安の取り扱い方に違和感を感じても、自分の不安の取り扱いに違和感を感じることは、よほどの問題が起きない限り無いように思います。

自分の不安感の取り扱いの傾向において、何らかの問題が生じたときに、初めて自分の傾向に向き合う事になるのかもしれません。

自分の傾向を自己受容することは、難しい場合もあるようで、他者の不安感の抱き方を批判はできても、自分の事となると見えない事の方が多いと言うこともできそうです。

自分の不安感の取り扱い方法を受容してみると、他者との違いが如実に見えてくるのです。
他者との違いを感じる中には、自分自身の諸々の防衛機制も浮き上がるはずです。
それが、すんなりと出てきたらシメタモノでありましょう。

「自分は何故、相手の不安感の取り扱い方に違和感を感ずるのだろうか?」
といった視点で、自分と向き合ってみると、相手に対する違和感よりも、自分自身の中にある違和感「理想と現実のギャップによる不安感」が見えてきます。
それが見えてきたら、自己受容している自分であるか、あるいは、自己否定している自分であるかを吟味・検証できるようになるようです。

自己と他者には、同じ人間でも「不安の取り扱い」による「現象」に違いがあることを前提として、他者と向き合う事がすんなりできる事が、もしかしたら、オトナの一歩であるかもしれません。


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最終日18日土曜日は、14時ぐらいから在廊します。16時半で終了です。


表導会 50展 
11月12日日曜日午後13時半~ 11月18日土曜日
有楽町 交通会館 画廊パールルームにて

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2017年公開講座のご案内

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12月5日 鎌倉腰越講座


NPOキュール東急セミナーBE講座

11月17日13:30~15:30雪谷校
11月24日10:30~12:30たまプラーザ校



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