五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

最後の一輪

2015年07月12日 | 第2章 五感と体感
最後の一輪

梅雨空が続き、昨日は久しぶりの晴天。今日も暑くなりそうです。
我が家の沙羅双樹こと夏椿が最後の一輪であろう花を咲かせました。
夏椿の木を見上げ、私のお楽しみの期間の終わりに感謝しました。

今年は開花の時期が早かったのですが、梅雨寒の時期が長引いたおかげで、花の期間がいつもよりも長かったように思います。
さほど大きな木ではありませんが、たくさんの花を次から次へと咲いた花は、一日の始まりから終わりまで、私を付き添う花でもありました。

最後の一輪を見届けて、今日も花に付き添ってもらいながら役割を担うと致します。

心優しい人の思いやりも嬉しいですが、物言わぬ森羅万象に助けられていることを感じることは、正中線を崩さぬ何かを頂くことのようにも思います。

一輪の花に思いを託して盛夏の始まりの頁を一枚捲り、もう一歩踏み出したい心地を大事にしたいものです。

盛者必衰の理(ことわり)に夏椿を重ね、沙羅双樹を象徴化した古人(いにしへびと)の感性は、秘めた言葉に本音を投影するを達人であったやもしれませぬ。

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