五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

肯定することとは

2015年02月09日 | 第2章 五感と体感
自分のセルフイメージにしても自分のやっていることを否定されたり、他の考え方を強要されたりすると、言われた本人は、相手が思った以上に全否定された様な気持になります。

良かれと思って発する言葉が、案外相手を痛めていることに気付かなかったりするのです。

「傾聴」をすることによって、相手の何を肯定するか。
「肯定的理解を示す」ということが大切なポイントのようです。

相手のやっている事、考えている事が聴いている側にとって「それは違うでしょ」と思ったとしても、相手が思っている事や行動している事をそのまま受容することが肯定的理解に繋がるようです。

聴く側の肯定的理解によって、相手は自分の「現実吟味」を自分自身で検討する余裕が生まれてくるのです。

やっていることを「それじゃ、だめよ!」なんて、言われようものならたちまち心を閉ざしてしまいます。

傾聴における「肯定する」という意味は、相手の意見や考え方に賛成したり、それに自分も同調していることを示すことではありません。

相手の思いをそのまま受け止めることは、信頼関係の始まりの始まりです。

「でもね、あなたのやっていることは間違っている。私は、こう思う。」という言葉を発するタイミングをもう少し引き延ばしてみることは、かなりの努力と我慢が必要かもしれません。

間を置き、肯定的理解に努める時間は、相手に考える時間を与えていることを忘れてはならないようにも思います。


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