五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

語る言霊の点検

2015年02月05日 | 第2章 五感と体感
一日の出来事を話す家族の食卓や友達との会話は、一見どうでも良い話に見えますが、実はとても大事なことかもしれません。
近しい人々とのどうでもいい話といえば、テレビを見ながら呟くことを黙って聞いているだけでも会話のようなものです。
呟く言葉が不快であれば、横で聞いている相手は気分が萎えます。
楽しいコメントが出てくれば、一日の疲れも吹き飛ぶ事でしょう。

自分の口癖がもしかしたら相手をゲンナリさせているかもしれません。

語る言霊は、どんな言葉でも言霊です。

家族や近しい人、職場の人は、大抵自分の口癖を把握しているはずです。

大人になると出す言霊の傾向にいちいち文句をつける人はいません。年を重ねれば重なるほど、その人の個性として「しょうがないなぁ」と我慢する力も備わってくるので、その言霊から逃避する術も備わります。

いちいち文句をつけているのが自分であれば、もしかしたら自分の解釈に何らかの問題があるやもしれません。

立春の季節、そろそろ年度末にも近づいてきました。別れや出会いの季節を控え、年に一度ぐらいは自分の語る言霊の点検をすることに気を向けたいものです。

語る言霊は、自分の今の環境の現状解釈、日頃の考え方に繋がります。ついつい出している言葉に自分自身がハッとすることがあれば、それは軌道修正のきっかけにもなります。

そんな時、
自分は心の問題?身体の問題?魂の問題?一体何が言葉として表わされているのか、つい出る言霊を抑えちょっと口を閉じて思い巡らせてみるのです。
口を閉じてみるとワラワラと何かが湧きあがってくるとしたら、それが自分に湧き上がってくる何らかの不安な感情であることに気付いたとしたら次の道筋が見えてくるかもしれません。

相手に訴えている何らかの言霊が相手という対象に寄りかかっているだけだとしたら、自分の背筋を伸ばして自分で立ってみることにも繋がるやも。

☆☆ ☆☆
ブログの下に掲載される広告は、私個人に関わるものではなく、一切関係ありません。有料の広告非表示でブログをアップしているのですがスマホ対応はされていないようです。

☆ クりック応援お願いします♪「生き甲斐の心理学/五感で観る」
人気blogランキング




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする