五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

震災後のこと

2014年11月21日 | 第2章 五感と体感
先日、仙台のカトリックの神父さんのお話を聞く機会がありました。

被災地以外の場所で講演をするのは初めてだそうです。震災直後から今日まで動き続けてこられたことがいかに大変なことであったか、その言葉を聞いただけで重く伝わってきました。

東日本大震災から3年8カ月。
私自身も生き甲斐の心理学教育普及のNPOの中で、身の丈の小さな活動を続けながら、山元町の一部の人々と温かい交流を続けています。復興していく過程を垣間見させていただきながら、私の方が心と心の触れ合いで頂くものが多く、いつも貰いっ放しだなぁ~~と、感謝しながらのお付き合いが続いています。

東北の広い地域で、それぞれの問題を抱えながら日々の生活を営んでいる人々の中に、たまに行くだけで何が出来ているのだろうか?という気持も心のどこかにありながら、でも、山元町に行く度に、皆さんから発せられる言葉が段々と変化していることに気付くのは、たまに行くからこその私の気づきであるように思うようになりました。

震災後、被災地に押し寄せてくるボランティアの人々の数に驚き、入ってくる人々をできるだけ拒まず、今に至ることをK神父さんは感謝しながら語られる中、3年が過ぎた現在は、交流によって頂くものに感謝するボランティアが継続して活動を続けており、一方的に何かをしてあげようという思いの団体や人々は自然と消えていったそうです。

わかるなぁ・・・
と云う思いがわき、私の思いが楽になりました。

これでいいんだよなぁ~

四季折々の美味しいものたんと頂き、訪問先の皆さんのチームワークや友情、愛情をひしひしと感じつつ、震災後の感情や考え方、そして行動のありようをお聴きすることが、今や私の生きる糧になっていることは間違いありません。

これでいいのかなぁ~~という自問自答は、とても大事なことなのかもしれません。

迷いながらも自分の生育史の中から引きだす答えは、自分の個性そのものなのです。

「明日が来るのが嬉しい」と仰りながら、にこにこと微笑む山元町の皆さんに、ふらりと会いにいきたくなりました。

人と人が友好的な感情で愛し合う事がとっても大事なことなのよ、、、うん。

本格的な冬が近づいてきました。
季節問わず、働き者の皆様からまたまた元気を頂き、私も年末に向けてこぴっと頑張ろうと思います。
山元町の皆様もお身体に気をつけてお過ごしください。

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