五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

みんなのお仕事巡り

2014年09月22日 | 第2章 五感と体感
秋晴れの日曜日、講座の打ち合わせを兼ねてカトリック府中教会てミサに与りました。
府中は大國魂神社の参道を中心に街が構成されていて、幅の広い参道の欅の大木はそれはそれは見事です。
その欅の参道を神社とは反対側に歩いて、欅の並木が途切れたあたりにカトリック府中教会があります。
大通りに面した陽のあたる明るい教会です。
ミサの前は、教会の入り口広場に人が集まり賑やか。
場の雰囲気は、初めて訪れた者の印象を強くします。明るく爽やかな印象を持ちながらイタリア人司祭のミサに与り、お陰でとても爽快な一日を過ごしました。
そんな気持を携えながら、友人&知人の関わるイタリア食材を買いに新宿のデパートに。イタリアンフェアの会場は賑わっており、皆さんの仕事ぶりに元気を頂き、買った食材を抱えて今度は日本橋へ。

日本橋三越の一階で、これまた友人がダイアモンドの会社からの依頼で、ダイアモンドに纏わる物語「版画」を連作で発表し、素晴らしいダイアのジュエリーを見ながら版画で表現する独特な物語の世界観に酔いしれ、素敵な夢を頂きました。
作品を見せながら本物の宝石を見せるなんて、粋なお仕事です。
金額二千五百万円の58面体ピュアダイアモンドを拝見。お隣に飾られてあるダイアモンドとは明らかに輝きが違います。
円安が続いているので、もう少しお高いかもしれませんが、吸いこまれる様な宇宙を感ずるダイアモンドの輝きの美しさは、光そのものを観たい欲望は神仏と出会いたい欲望とさして変わらないのかもしれないとも思ったり。。。
プライスかプライスレスか。。。
プライスレスの欲望を選んだ私は、お金がかからず、幸せだわ~、等と貧乏くさい思いも湧き立ち(笑)・・・。

コレド日本橋が出来たおかげで、日本橋の通りは今まで経験したことの無い賑わいようです。でも、よくよく考えてみれば、江戸時代はこれ以上の賑わいのある街だったわけで、回帰といっても良いのかもしれません

私にとって日本橋といえば、奈良のまほろば館。そこで吉野の梅ジュースを一気飲み。奈良の博物館情報を得ながら、奈良の秋を妄想しリラックス。せんと君に一礼して、帰路に着きました。

いえいえ、それでは済まず、久しぶりに家の近くの休日のみ営業しているCaféで美味しいコーヒーを頂き、我が家に到着。

友人の活き活きしたお仕事ぶりを色々な形で拝見し、諸々の新鮮な感情の曼荼羅を自分自身から湧き立ち、しっかりとエネジーチャージができました。

秋分の日の祭日を挟んだ今週も元気に活動できそうです。

そういえば、日本橋三越では只今「日本伝統工芸展」が行われています。なるべく観に行くようにしているのですが、今回数年ぶりに拝見しました。陶芸、漆、染め、織り、竹工芸が多く、差し物、表具がめっきり少なくなってしまった事がとても残念でした。風炉先屏風が二作品のみ出品されておりましたが、後継者が育って居ないことを同時に意味するわけです。
育つのにうん十年かかる職人の技を絶やさないためにも、お仕事を直に見せる場は、やっぱり必要だな、と思いました。

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