五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

継承すること

2014年09月10日 | 第2章 五感と体感
最近、いろいろな機会と場所で、「継ぐ」ことが話題になります。
そもそも、昔からそのような話題は無かったわけではありませんでしたが、私も段々と意識したい話題となってきたので、そのような話題に耳が傾くのかもしれません。

先日伺った表装展で青森の表具屋さんが後継ぎと自分のスタンスを心地良く語られました。自分と若い衆の役割に腹を括っている人は爽やかだな~と、感心する経験をしました。
とはいえ、はて、自分の二足のわらじ双方の仕事となると、若い人が学びを始めるのは稀有なことで、それだったら40代、50代の皆さんと共に育ち合いながら、この年齢層のキープを継続することに意味があるんじゃないかと、ふと思ったりしていただけに、継ぎ時というテーマは、リアルに私達の年齢に迫ったテーマでもあるわけです。

継ぐことと育てることは、いつも共存していかないと、何も知らないまま継承することはできません。
かといって、個性は人それぞれ。でも技術だけの継承では継承とは云うことはできないでしょう。

長く師匠に付いて継続した時間を共に体験していくプロセスの中で、身につける本質的なものに気付きさえすれば、きっと後は上手く流れていくようにも思います。

ともかく師匠とともに過ごし学ぶことで、段々と自分の個性に分化していくものが理想の継承なのかな、と解釈しています。

そのような解釈のもと、自立していく自分も更に育てる対象を意識せねばならないわけです。

テニスとサッカーで次世代に継がれていく試合を観戦しながら、ふと我が身に投影してみましたが、まだまだこれから、と思いながらも多少は育てることを意識せねばならない時期なんだなということをぼんやりと思い始めております。

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