五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

わがままの意味

2014年09月24日 | 第2章 五感と体感
わがまま

確かに私も最近は我がままに生きているように思います。
しかし、
我が儘には気をつけているつもりではあります。

われのままに生きる事と、我が儘は随分違います。

昔の歌に、My wayというのがありますが、これもまた我が儘になれというのではなく、われのままに生きよという歌です。

芭蕉の奥のほそみちの旅も、我のままに歩き滞在し、それでも周囲に幸せをもたらし、芭蕉が滞在した場所は現在まで俳句の文化が引き継がれ、その土地に住まう人のアイデンティティと誇りになっています。

身勝手な振る舞い、誠意の無い行為は、どんなに人生修業を積んだ人でも、嫌だな、と思うはずです。多少の悟りを開いた人であれば、「可哀想な人だ」と憐れむ心でおさめる事もできるでしょうが、「他者の我が儘」が「自分の我が儘」とそりが合わないと、ボタンの掛け違いの様なストレスが生じます。

大人になればなるほど、他者から怒られるということは、なくなります。

他者から怒られなくなる代わりに、周囲が上手にかわしていくようになります。
自分の我が儘が思い通りになっているとしたら、周囲に上手にかわされていることもあり得そうです^^;
幼い頃に読んでもらった絵本の「裸の王様」で、私が一番最初に強く意識化した概念かもしれません。

過剰な気遣いはストレスを生みますが、塩梅良い気遣いは人と人の間に幸せをもたらします。

我が儘に気を使いながら、我のままに、自然体に生きてゆきたいものです。

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