五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

時代性

2012年03月30日 | 第2章 五感と体感
「自分の生育史における、時代性を自己分析をせよ。」

先日の勉強会で、このようなテーマを頂きました。

私が生まれた頃は、高度成長期。育っていく中で、「頑張れば人から認められ、夢も叶っていく」ということを言われながら、戦時中に子供時代を過ごした親に育てられ、60年代安保を学生時代に経験した先生に教育を受け、70年代安保は思春期の始まりのきっかけともなりました。

私達の世代は、親の教育と学校教育に何らかの差異を感じる生活を余儀なくされたことは確かなようです。

東京オリンピック、新幹線の開通、大阪万博等、アポロ11号、日本改造論等、時代性としては、エントロピーの法則のようなスピード感ある日本という国が豊かさを求めて膨れ上がっていくさ中、何となくそういうことを巻き込まれながらも、達観していたのが私の時代性における自己傾向のおおざっぱな解釈であると思います。

そんなわけだから、こんな自分になっちゃった。。。ということを人のせいにしているわけではありませんが、時代性に関しては、自分のせいではないわけです。

戦時中に食べ物に苦労した両親の世代は、食べることや学ぶことに意欲旺盛です。私の実家には、我が家の倍の大きさの冷蔵庫があり、大きな冷凍庫まであります。
そのような親に育ってはいても、便利な時代を過ごしている私は、そこまで食物の貯蔵に執着はありません。ただ、大震災があったことで、両親のように「生き延びる欲」を食物貯蔵をすることで満たしている自分がいることあるようです。

一方、私達の子供達世代は、冷蔵庫よりもコンビニをあてにしています。

「自分の中にある時代性」というテーマをつらつら思索してみると、面白い自己発見があるかもしれません。

今日から町田で「平家物語」を使った勉強会で籠ります。二泊三日、どっぷり平安後期に浸かってまいります^^//

クリック応援お願いします♪♪「生き甲斐の心理学」
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする