五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

決意に立ち合う

2012年03月27日 | 第2章 五感と体感
昨日は、私の仕事のパートナーの「式」に列席しました。

それは「決意の式」です。

「終生誓願式」といえば、カトリック教会が身近な環境にあられる方は「なるほど」と思ってくださる筈です。

カトリックの中高一貫女子校にはなくてはならない存在が、シスターです。男子校だと神父です。

カトリックの学校は、大抵修道院が経営しています。

明治時代に多くのプロテスタントやカトリックの宣教者が来日し、そこから学校が誕生したところも多く、特に戦後は更に宣教者が活発に教育活動をしてきました。
教育に携わるシスター方は各々教員免許等、色々な資格を持ち、一般人と何ら隔たり無く勤務し活躍しています。(祈りを中心に、修道院の敷地の中のみで活動している修道会もあります)

話は長くなりましたが、私の仕事のパートナーの一人がシスターです。9年間という期間修道会でシスターに成るための修行をしてきました。今までもシスターとは呼んでいましたが、昨日、晴れて本当の?シスターとなりました。

つまり、そのための式が「終生誓願式」です。(仏教でいえば戒壇式が当てはまります)

半年間の修練期間を経て久しぶりに私達の目の前に現れた彼女は、深い安定感のある物腰と、満面の笑顔でした。

もともと持ち備えている天性の明るさと優しさに、更に磨きがかかったようです。あえて秋田弁で語った挨拶は、私の心に深々と沁み入りました。

Sさんと仕事ができる私は本当に幸せだし、Sさんと関わる生徒たちはなんと恵まれているのだろう。。。と羨ましさまで感じ、自然体で関わることを大切にしている私達の仕事内容に、ますます澱みの無い風が吹き通るように思いました。

好きな仕事をすることは出来ても、一緒に仕事をするパートナーとの人間関係で悩むことの多い世の中、好きな仕事をしながら一緒に働くパートナーと心が通じ合うだけで、仕事の役割を遂行しているのです。子供達は私達の人間関係をしっかりと見ているわけです。大人が仲良く仕事をしていることが、現場の第一条件でありの要なのです。

この仕事に関わる3人が、互いに強すぎず弱すぎず、互いの個性を尊重していることが他者に安心感を与えていくことを忘れなければ、益々よい役割と成れると信じています。
4月からが楽しみです。

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コメント
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