五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

型からみる自由自在

2009年12月11日 | 第1章 意識と知覚
茶道や華道、スポーツ、能楽、舞踏、演劇・・・・・
音楽にしても各宗教の典礼にしても「型」から外れたものに出合うと、「何かヘン」だと感じることがあります。

カウンセリングというあなたと私の関係のなかで、「カタチに囚われることなく、倫理道徳に関係なく、湧き出す感情を大事にしてください。」というような内容のやり取りは、必ず通る会話の工程です。

他者の話を聞くときに、私たちは、ある理論系図を頭に浮かべます。
その理論系図をめぐり、私はブログを書き続けています。

やみくもに、「うんうん、」と聴き続けているわけではないのです。
、とは言っても、自分の解釈が先行してしまうこともしばしばあり、反省しきりの日々をおくっています。

「聴く」訓練は、型を体得し、それを自由自在に扱えるまで続きます。
いつまでか?
たぶん、生きている限り、ずっとだと思います。

人は「型」を体得する訓練を好みます。なぜ、飽きないのでしょう?

人類の歴史は長く、古(いにしえ)の人々が長い時間をかけて作ってきた「型」には、普遍的なありようと自由さが籠められているからではなかろうか?

型を体得している人ほど、観ている者に「真・善・美」を感じさせます。

感性と型「理論・技術」は、切っても切れない関係です。

五感を磨き、型を学び、いつしかそれがほんとうに自分のものになるまで、学び続けたい。。。という気持ちが、次から次へとやってくる好奇心へと繋がっていくようです。

「私」という器の中身の変化を拒まず、常に学んでいたいと、しみじみ思います。

[生き甲斐の心理学参照」
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