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五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

生涯の課題

2009年06月10日 | 悔いのない人生とは?
「受容」という言葉。
勉強会などで、安易にこの言葉を使っていますが、実は大きな大きな人間のテーマです。

倫理道徳に関係なく、自己の湧き出す感情を大切にしたいものですが、湧き出す想いを意識化するのは、訓練が必要なようです。
母親だからこんなことを思ってはいけない、とか上司だからこう思わなくてはいけない、、、とか、、、
自分でも気づかないうちに、枠の中に概念を押し込めていることは、当たり前のことだと思います。

「自由に、あるがままに、自己受容して生きていこう!」
などと言われたところで、戸惑うばかりです。

人の本質は「不安」だそうです。

不安感が湧きあがるからこそ、自分をどうやったら守れるか、成育史の中で知恵を身につけていきます。
でも、その知恵は人によって違います。

自分を守る術「知恵」には、傾向があります。

思うようにならないと人のせいにしたがる人・・・笑ってごまかす人・・・雲隠れする人、自分がやらなくては何も動かない!と思い、全部仕切っちゃう人・・・
静かに時を待とうとする人、、、自分のせいにしてしまう人、、

何も自分を守る術が「元気よくポジティブに戦うこと」ばかりではありません。

自分の傾向を知ることは、同時に自分の中で腑に落ちる体験へと導いていきます。

不安感を持ちながら、どのように自分の傾向と向き合っていくか?
これは、生涯の課題と云えそうです。

昨晩のカエルは、どこかに雲隠れです。

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