五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

ガンジス河

2009年06月18日 | 第2章 五感と体感
今日の朝日新聞の夕刊に、藤原新也氏の記事が掲載されていました。
この記事を書いた記者は、私と同じ世代の方でしょうか。

藤原氏の写真と文章は、現在の私を生かしている一粒の種であることは確かです。
私もガンジス河のガートに座れば、きっと何かが見えてくると思い、実際に二か月近い旅に出たわけです。

世界の広さと、異文化に触れることへの驚愕とか感動。
見たこともないような、経験したこともないような風景や人との触れ合い。

ガンジスを前に立つと、生と死が、メビウスの輪のように隣り合わせで、しかもどちらも表と表に見えてきます。「表と裏」という表現よりも、「表と表」という表現がふさわしいように思います。
メメントモリ(死を想え)を「想う」では物足りなく、「死を見る」という直接的な表現の方がなんともしっくりくるのです。

仕事を終え、夕食のひとときに目にした新聞記事。

見えてくるものを考える癖は、今だに変わりません。

だから、こんな風に生きているわけです。

「死を見る」ことは「生きる」ことと同じ。
ガンジスで見えてきたものは、こうやって生きる知恵として私の中で「生きている」というわけです。

20代前半での、多くの旅の経験。これもまた、私の宝物です。

旅は、イイよ

クリック応援お願いします★
人気blogランキング ☆ありがとうございます
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする