Mr.コンティのRising JAPAN

マスコミの書かない&書きそうもない!スポーツ界の雑学・裏話を、サッカーを中心にコメントを掲載していきます。

中央アジア発キエフ経由プレミアシップ行き

2005-07-12 | Football Asia
来年、ワールドカップ が開催されるので今シーズン の欧州各国の リーグ戦は開幕が早い。従って欧州移籍市場もはやくから動きが見られ、最近では チャンピオンズリーグ で活躍した ミラン の クレスポ が レンタル 元の チェルシー に戻り、その穴を埋めるべくミラン は コンフェデ杯で活躍した アドリアーノ の起用を重視した ライバル の インテル が放出した ヴィェリ を受け入れる事に。欧州王者の リバプール は ジェラードの移籍希望を一転翻意させ留意に成功した。だが私が気になっているのは ディナモキエフ に所属する旧ソ連邦はウズベキスタンの大スター、マキシム=シャツキフ に プレミアシップ の ウェストブロミッチ が食指を伸ばしていると言う ニュース だった。稲本 ファン にも気になる ニュース だが、これが実現すれば中央アジアから初の プレミアシップ選手誕生だ。昨シーズン、所属先の ディナモ=キエフ での彼の活躍ぶりを見れば考えればこの スカウト もうなずける。シャツキフと言えば2000年のアジアカップでは当時22歳ながら背番号10番を背負い、ウズベキスタン 代表チームの ワントップを務めた。この時 ウズベキスタン は 1次リーグで我が日本代表と当たり 1-8 で大敗している。だが,シャツキフ は昨年のアジアカップには合流しなかったせいもあり、この2年間で同国Aマッチ22試合中9試合しかプレーしておらず、英国での労働ビザ取得条件である最近過去2年間での4分の3以上の Aマッチ 出場の条件を満たしていない。かつて宮本恒康もこれに引っかかり移籍話が纏まらなかった。だが、シャツキフに関しては既に"海外"ウクライナでプレーしており、この条件を必ず クリアー せねばならないとは限らないらしい。ウズベキスタン と言えば旧ソ連邦解体以前の全ソビエトリーグ時代には、首都の タシュケント を ホーム とするパフタコールが一部に所属していたが、チバーゼ、シェンゲリアらのいたグルジア共和国の様にソ連代表に選手を輩出するほどではなかった。この パフタコール は昨年の アジアカップには代表に12名送り込んでいた。そして彼らの本拠地 パフタコール・スタディアムで8年前日本代表が ワールドカップ予選を戦った。連邦解体後1994年の広島でのアジア大会で優勝を果たしたが、その時のエース,カシモフ はその後 フランスワールドカップ 予選で日本と対戦し昨年の アジアカップ でも中心選手でもあった同国の重鎮だ。この時から ロシアリーグ の ウラディカフカス に所属しており今でも ウラディカフカス の中心選手だ。今や35歳の カシモフ にはもう欧州の クラブからはお声は掛からないが、19歳の代表選手 イリヤス=ゼツラエフ は トップチーム では無いが ユーベントス に所属している。8月17日、ウズベキスタン は ワールドカップ出場をかけて クウェート を ホーム、パフタコール 競技場に迎える。ワールドカップを キャリアアップの場と捉えて欧州への ステップアップ と考えているであろう彼らのそのハングリー精神が、連邦崩壊後旧ソ連邦ではロシア共和国以外が未だ成し得ていない ワールドカップ へと自国を導くかもしれない。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメントありがとうございます (いなモらス)
2005-07-21 00:10:16
シャッキフですか?WBAが注目しているとは全然知りませんでした。もっぱらリチャードソンのことばかりだったので・・・情報ありがとうございます。ロブソンのコメントからすると、フルで使うことは考えていないようなので、誰をもってくるのかっていうのは気になっていたのですが・・・
返信する

コメントを投稿